Qoo | ナノ
25
*← →#


「あああああっ!!!やべーーー!!」

クウが慌てだした。ポケットから何か?携帯電話?を取り出してみていた。

「あれ?クウ?携帯電話持ってるんだ?」

「えケイタイって??これ〜〜?これねえ。まあ、警報器?」

クウがその何処をどうみても携帯電話様のものを出して言った。

「警報器???」


警報器ってなんだよ?


「やばいよおおヤバイ・・・。ヤツに見つかった〜〜〜」

スゴイ動揺してるクウ。。

クウはどさくさにまぎれて俺に抱きついてきた。

「ってか、抱きつくなっつーの」

「いいじゃん。もうだって俺、明人のすべて知ってるもん〜〜」

「もん〜〜じゃないっ。てか何の警報なんだよっ」

「マオー警報〜〜。大変〜俺、キラキラしちゃったからみつかっちゃったんだよお。どうしよう〜〜。明人〜〜。」

「魔王〜〜〜〜?って何?そんなのいるの?ってかそいつって何?」

「何てさー。怖いのー。俺らの星での絶対権力者ー。明人なんてみつけられたらいっぺんに食べられちゃうよお」


ええええ。その食べられちゃうってどっちの??


「ちょっと・・・。食べられちゃうって・・その・・・」

「え?食べるって食べられるのっ。明人なんてさー大変だよ。もうね。俺みたいに優しくないよっ。アイツ、ヘンタイだし」

ええええ。やっぱりそっちですかいーーー。ってヘンタイって・・

「ちょまって・・それって俺が一番大変じゃないっ」

「違うよっ俺はアイツにみつかったら殺される〜〜〜〜。せっかく逃げてきたのに」

なんと。クウが殺される??

そんなにヤバイやつなのか?








*← →#
25/34

page:

Page listへ戻る


×
- ナノ -