「あああああっ!!!やべーーー!!」
クウが慌てだした。ポケットから何か?携帯電話?を取り出してみていた。
「あれ?クウ?携帯電話持ってるんだ?」
「えケイタイって??これ〜〜?これねえ。まあ、警報器?」
クウがその何処をどうみても携帯電話様のものを出して言った。
「警報器???」
警報器ってなんだよ?
「やばいよおおヤバイ・・・。ヤツに見つかった〜〜〜」
スゴイ動揺してるクウ。。
クウはどさくさにまぎれて俺に抱きついてきた。
「ってか、抱きつくなっつーの」
「いいじゃん。もうだって俺、明人のすべて知ってるもん〜〜」
「もん〜〜じゃないっ。てか何の警報なんだよっ」
「マオー警報〜〜。大変〜俺、キラキラしちゃったからみつかっちゃったんだよお。どうしよう〜〜。明人〜〜。」
「魔王〜〜〜〜?って何?そんなのいるの?ってかそいつって何?」
「何てさー。怖いのー。俺らの星での絶対権力者ー。明人なんてみつけられたらいっぺんに食べられちゃうよお」
ええええ。その食べられちゃうってどっちの??
「ちょっと・・・。食べられちゃうって・・その・・・」
「え?食べるって食べられるのっ。明人なんてさー大変だよ。もうね。俺みたいに優しくないよっ。アイツ、ヘンタイだし」
ええええ。やっぱりそっちですかいーーー。ってヘンタイって・・
「ちょまって・・それって俺が一番大変じゃないっ」
「違うよっ俺はアイツにみつかったら殺される〜〜〜〜。せっかく逃げてきたのに」
なんと。クウが殺される??
そんなにヤバイやつなのか?