kobako


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文になりきらない会話文や雑多文を投下する箱です。ほぼ日更新。
頭弱めな話や下ネタ等多くなります注意。追記(エログロネタ)のパスはメインと共通。夢主はデフォ名、基本はseries設定です。

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2024/06/01

 しりとり〜カオス

「“ソラホタル”」
「“類を見ない、天性の美を持ったこのワタシ、ギラヒム様”」
「“マグテントウ”」
「“浮世離れした、完成をも超えた究極美”」
「“ビーモス”」
「“優れに優れ、止めどころのない叡智の結晶”」
「……う?」
「う」
「う……うぅー……」



「……おい、お前あの頭おかしい主従止めてこい。戦地で真顔でワケわかンねェやり取りすンなッてよ」
「む、無理ッす……! 近寄るのも無理ッす……!」 
category:主従



2024/05/31

 しりとり〜実施

「というわけで行きますよ。じゃまずは……“ギラヒム様”ー、てわけで、“ま”ー」
「“紛うことなき美を我が物にする華麗なる剣の精霊”」
「…………。い……“イトミミズ”」
「“頭上から足先まで洗練された完全究極美”」
「び……び? ……“ビョウブガイ”」
「“異世界にも通ずる次元を超えた美しさの権化”」
「……“ゲルドオニヤンマ”。……語彙力豊富ですね、マスター」
「ッフゥン。当然。それよりも、ワタシの名の後に続く単語が全て下等生物の個体名とは、喧嘩を売っているのかな?」
「売ってないです! 咄嗟の思いつきです!」 
category:主従



2024/05/30

 しりとり主従〜おねだり

「そのままお尻撫でてていいので、しりとりしましょう」
「……このワタシが、お前たち人間の頭を使わない遊戯などに時間を費やしてあげるとでも?(むにむに」
「私のお尻揉みながら言われても説得力が……。それに意外と奥が深いんですよ? マスターの語彙の泉の豊かさ、見てみたいなぁ……」
「ッフゥン! 仕方がないね? 言葉の海をも制するこのワタシが、特別に、付き合ってあげようか!!(もにもにもに」
「ううん、ポーズ決めてもお尻を揉む手は一瞬たりとも止まってくれない……」 
category:主従



2024/05/29

 しりとり主従〜未遂

「暇なのでしりとりしましょ、マスター」
「…………(むに」
「いやあの、お尻を揉んでほしいのではなく……いたたた痛いです痛いです」 
category:主従



2024/05/28

 しなしな部下

「ふぃ…………」
「(むぎゅぅ」
「いひゃいれすマスター……なんれいきなりほっぺたつねるんですか……」
「このワタシの膝に乗っておきながら間抜けな顔で間抜けな声を漏らしているからだろう」
「いいじゃないですか、落ち着くんですもん。私の“まいぶーむ”は徹夜明けにマスターのお膝の上でぽかぽかすることなんです」
「部下の分際で主人を健康器具として使うとはね? ……なら、(ぢゅ」
「んひッ!!?」
「こうして肌を吸ってあげて、お前がここに乗るたびに肌を……いや、生気を吸い取ってあげよう。それで互いの利益が一致するだろう?」
「どっから突っ込めばいいんですか……? どっちにしろ嫌ですよ、マスターのお膝に乗っただけで毎回しなしなになるの……」
「安心しろ。……その後、たぁっぷり栄養を注いであげるから……ね?」
「その表現恐怖しか感じないです……」




しなしなって言いたかっただけです 
category:主従



2024/05/27

 かぴかぴ部下

「……砂漠はやっぱり、お肌、荒れちゃいますね」
「ッフン。人間の肌は脆弱なものだね? このワタシのきめ細やかな肌は、どんな環境でも瑞々しさを失わないというのに」
「嘘じゃないから何も突っ込めないです……水分が欲しいです……」
「………………」
「え、何ですか、その目」
「フ」
「フって……何かすごく嫌な予感がし、」
「(ガバっ」
「ひぃい!!?」
「ああ、たしかに砂漠と区別がつかないほどに荒れ果てた肌をしているね? だが、安心するといい。……このワタシが、可愛い部下であるお前に、ワタシの体液という名の潤いを与えてあげるから……ね?」
「怖すぎませんかその潤わせ方!!?」 
category:主従



2024/05/26

 リザルの片想い? そのじゅういち

「……つまり」
「一言で言やァ、餌ダナ」
「餌って……食べる、餌?」
「他に何があンだよ……」
「ってことは、リザルの想い生命体は……?」
「ンだから、そンなモン始めッから存在しねェッての。あの猪は前から狙ってた餌で、警戒心がやたら高ェから俺一人で狩りに来てたンだよ。どっかの主従がギャーギャー騒ぐから逃げちまったケドな」
「…………そう、だったんだぁ……」
「ンだよその間抜けな顔。そンなに俺の想い生命体とやらにいて欲しかったのかよ」
「……わかんない。でもなんだか……ちょっとだけ安心してる自分がいる、かな」
「お前、よりによってギラヒム様の前でンなことを……」
「フン、このワタシが馬鹿部下の馬鹿な発言ごときにいちいち反応してあげるとでも?」
「いひゃいいひゃい! まふたー、ほっぺたつままないれくらはい!」
「はァ……つーわけで、俺ァ帰りますよ。このままだとお呼びでねェ森の獣たちがぞろぞろ集まってきちまう」
「ま、待ってリザル! 帰る前にマスター振り解くの手伝って!!」
「却下。自分でなンとかしろや馬鹿後輩」
「そ、そこを何とか! リザル先輩──!!」




追記にて、半端者は知るべきでないお話。

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category:魔族部下ズ



2024/05/25

 リザルの片想い? そのじゅう

「……あれだよ」
「あれって……、……え、動物?」
「そーだよ。ちなみにありャ、猪って動物な」
「…………」
「……ンだよその顔」
「……リザルの恋、ちょっと寂しいけど、でもどんな想い生命体でも応援しようって決めてた。んだけど……まさか、あの子……いやあの娘が……!」
「おい待てや何か盛大に勘違いしてやがるケドな……!」
「ッッフゥン」
「……なンすか、その鼻息」
「ワタシの美の欠片が朝の雫のように滴ってしまっただけだとも。……下位の者どもが何にうつつを抜かしていようがワタシの知ったことではないけれど。……さすがに今回ばかりはこの馬鹿部下に同感してしまうね?」
「だァから!! 誤解だっての!! 主従揃って話聞けや!!」 
category:魔族部下ズ



2024/05/24

 声を張り上げてる

「(マスターとの待ち合わせ、ここのはずだけど……)」
「ッフ……フハハ!!」
「え」
「随分と遅い到着じゃないか、馬鹿部下!! その身をもって、ワタシの時間を奪った罪を償ってもらわねばなるまいねぇ!?」
「またすんごい高いところにいる……。……ここまで敵さんすごく多かったので遅れちゃいました。降りてきてください、マスター」
「ッフゥン!! この期に及んで言い訳とは、お前はやはり駄目部下だね!? こぉんな部下をもってしまったワタシはなんて、美しいんだろうね!!?」
「(元気だなぁ……高いところに登るとテンション上がっちゃうのかな……)……とりあえず、降りてきたください、マスター」 
category:主従



2024/05/23

 リザルの片想い? そのきゅう

「ンで?」
「…………」
「ふむ」
「お嬢だけならともかくギラヒム様まで何の用スか。……まァ大方見当はついてるッすケド」
「リザルの……想い生命体が気になって……」
「いや全く見当違いな単語が、出てきやがッた。ンだよ想い生命体ッて」
「リザルが……その……好きな、ヒト」
「アー……。そーゆーコトか」
「ッフゥン」
「……えっと、マスター、今の鼻息はなんの鼻息ですか」
「あふれんばかりの美の欠片がこぼれ落ちてしまっただけだよ」
「……さいですか」
「はァ……マトモに相手してたらキリねぇか……。……着いてこいよ。ただし、揶揄ってるだけのギラヒム様はともかくお嬢はそれなりに覚悟しとけよ」
「え……う、うん……」 
category:魔族部下ズ