ウォール・シーナの魔女 | ナノ

あとがき


 これにて完結! 『ウォール・シーナの魔女』!
 二ヶ月間、皆様ありがとうございました!

 名前変換はないし、ナイル師団長だし(失礼)、果たして読んで下さる方はいらっしゃるだろうか。
 そんな不安でスタートした中編、予想を超えるたくさんの方から感想と応援を頂ける作品となりました。メッセージを下さった方、拍手をして下さった方、見守って下さった方、本当にありがとうございます。

 さて、《ウォール・シーナの魔女》とは一体何だったのか?
 実は占い師な彼女は最初、本サイト他作品のエキストラキャラクターとして登場しました。(2014年3月現在、公開は迷っております)⇒2014年12月に公開しました。
 その話を書いているうちに私はこの占い師さんが気に入ってしまいまして、すると頭の中でナイル師団長と『運命の出会い』を果たし「これだ!」と閃いた次第です。
「名前がなくて大丈夫?」と思ったものの、だからこその結末、師団長の最後の台詞へ繋がりましたし、エキストラキャラクター生まれでもある彼女を消すこともなく、書き手としては満足です。そして楽しかったです。

 私にとってナイル師団長は別に特に何とも思っていませんでした。ただアニメのストヘス区襲撃編を観た時に「話せばわかる良い人かもしれないな」と感じました。この時に芽生えた印象が大きかったと思います。
 原作で次にいつ登場するかはわかりませんが、もしまた彼を見た時は印象が180度くらい変わるかもしれませんね。それはそれで面白いと思います。「今だから書けた作品」だと思うからです。
 あと30000企画アンケートにて、師団長があの強豪たちの中で7票も獲得して「こんなに票を頂けるとは……」と感じたことも連載開始のきっかけでした(笑)投票してくださった7名様、ありがとうございました。あの企画の時点では、師団長のお相手はパン屋か花屋の女の子の予定で、どんどんグレードアップするパンが出てくるのはその名残かもしれません。

 そして予告した通り幹部オール出演を目指し、ゲストの登場には結構頑張りました。特に終盤(笑)キッツ隊長と最終話4人は諦めかけていましたが、どうにか入る場所を見つけられてほっとしました。幹部かどうか微妙な方々もいますが、精鋭だったり参謀だったり隊長ですし立場的に上の方にはいてくれるかなーと勝手に想像しました。これも楽しかったです。

 最初に書いた通り、《ウォール・シーナの魔女》、つまり占い師の彼女は別の形で他作品に登場するかもしれません。しかし、クロスオーバーとか難しいことは気にされなくて大丈夫です。「繋がってたら面白いなー」くらいな気持ちで見守って下さい。なぜなら私がそのつもりですし。もしかすると、平行世界の彼女なのかもしれませんしね。
 その時にふわっとこの作品のことを思い出してくださると嬉しく思います。

 では、最後は師団長を応援しながら幕引きとしましょう。

 頑張れナイル師団長! プロポーズが出来るその日まで!

 ここまで読んで下さってありがとうございました!

もずく
2014/02/01-03/31

あとがき2
2014/04/10のブログより
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