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翔sibe.
俺はある日、向田を呼びだした。
「俺さ....///」
恥ずかしがっていると向田が口を開いた。
『知ってるよ、全部。』
え?
お....俺の気持ち、気づいてたのか......?
『来栖くんの好きな人の話でしょ?』
お前、そんな自分に自信あるのか......?
『七海さんだよね?私、応援するね!!じゃあ音也くんと話があるから!』
.....。
なんだよ、あいつ......。
つーかなんで俺が七海のこと好きってことになってんだ?
美桜sibe.
やっぱり、そうなんだね....。
「俺さ.....///」
聞きたくなかった。
その口で“七海が好き”なんて。
気づいたら口走っていた。
『知ってるよ、全部。』
来栖くんが驚いていた。
『七海さんだよね?私、応援するから!!じゃあ音也くんと話があるから!』
私は止まることが出来ずについ言ってしまった。
走り出してから音也くんの元へ行った。
『音也くん....来栖くん、やっぱり七海さんが好きなんだって.......。』
「美桜!!よく話をしてきなよ!!!」
『もう......やだよ......。』
「じゃあ俺が翔呼んでくるから!!」
そう言って音也は走っていってしまった。