下町のお兄さんたちの場合


鍋。
下町のお兄さんたちの場合
(以下、店主=ディアス/半月眼鏡=オーギュスト/闇医者=ヴィロック)

@ 具材を切る。
闇医者「椎茸と人参と・・・あと何かあるか?」
店主「あ、白菜お願いできるかな」
闇医者「わかった」

A 大根がない。急いで買う。
半月眼鏡「調達してこようか」
店主「ありがとう、助かるよ」

B 芯の硬い具材から鍋にいれる。続いて柔らかいもの。
半月眼鏡「じゃ、次はえのき取ってくれるかな?」
兄妹「「はーい」」
闇医者「おまえら、そんなに火に近づくな。危ない」

C 大体火が通った。途中、なぜかマヨネーズをふりかける。
闇医者「アニタ!(←推して知るべし)」

D 意外に美味しそう。
半月眼鏡「(においをかぐ)いけそうだよ?」

E お茶碗、取り皿、箸を配置。いただきます。
闇医者「これ持ってって並べとけ」
兄妹「「はーい」」
半月眼鏡「熱いから、子どもたちの分は先によそっとくよ。火傷したら大変だ」
闇医者「悪いな」

F おっと、ポン酢を忘れてた。
半月眼鏡「あ、ポン酢」
店主「流しの下」
半月眼鏡「了解」

G なぜかマヨネーズの味がする。
闇医者「なぜかじゃないだろうが」

H 一体なぜ・・・・・・。
闇医者「いいかげんにしろ」

I 次回はカレーに挑戦。乞うご期待。
闇医者「次は子どもら隔離するか」
店主「お手伝いしたいって言い出したのはあの子たちだよ。僕は偉いと思うけどなぁ」
半月眼鏡「おいしかったんだからいいんじゃないかな」

※今日も平和なお兄さんたち
(彼らでお鍋/配布元:妙々。)

- 36 -



[] * []

bookmark
Top
×
- ナノ -