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つもり貯金 

●腰が痛い
もはや慢性化しているそれだが今日のは今までにないパターンで仙骨辺りがみしみし痛い。下を向いて前屈するとダメ。たいていは後ろに反ったほうがダメなんだが、昨日車の運転を頑張りすぎたせいかもしれない。反り腰に拍車がかかってしまった。明日もこんな調子だったらまた整骨院の予約を早めにずらしてもらおう。
まぁそんなことはどうでもよくて。

●つもり貯金
推し活貯金というのがある。例えば『推しがツイートしたら100円』『公式絵が出たら300円』などのルールを決めて日々貯金箱に金を貯め、来たるライブやグッズの費用に充てるという文化だ。貯金箱は手作りしたりキットを利用したりセリアで買ったり各自趣向を凝らしている。

いいなぁ。

金を貯めたところで明確な使い道があるわけではないが、あるに越したことはない。いつかヘルニアになるかもしれないし(未来の医療費)
けれど『貯金がある』という安心感は「そこまで仕事をがんばらなくていい」=「自由時間を増やしていい」につながる材料でもある。つまり創作的な推し活につながる。

そこで考えたのが【天子におこづかいをあげたつもり貯金】だ。
いつも書いていて思う。私はやたらと彼に食べさせたがるし働かせたがる。遥や火野には絶対にないエネルギッシュな一面がほしくなるのだ。
成長期の男子高校生が腹を空かしていないわけがない。無愛想に「腹減ったんだけど」と手のひらを突き出されたら1000円くらい簡単にあげてしまう。それを毎日やるだけで月3万。エンゲル係数どうなってんだ。
気になる点がひとつある。そもそもおやつ代くらい火野がぽんと寄越しそうじゃないか?「好きなもの食べなよ」って、万札を。援交かよ。 (不適切な発言をお詫び致します)
ただ、火野に関しては「いくら相手が年上で付き合ってるからって奢ってもらうのは嫌だ」という天子の自負もあり、その請求先が私に向くのも仕方ないと言える。もちろん両親からも小遣いはもらっているが、ゲームやら服やら他に使い道があるので食にばかりかけてはいられない。
私だって「ゲームほしい」「服がほしい」なら却下するけれど「腹が減った」と言われたらすぐに財布を開いてしまうと思う。あと、服は服でも「(火野を誘惑するために)下着がほしいから…」とか言われたらやっぱり万札をあげちゃうと思う。言わないか。言わないね。推し下着貯金。年に一度はあってもいい。

自分の腹が減ってきた。いったん現実に戻ろう。

戻ってきた。さっきより腰は良くなった、と思いたい。頼むよ、明日から仕事なんだよ。4月の人事異動以来、腰痛悪化と謎の喉の詰まりと謎の足の痛みが発生したが喉はちゃんと治った。足も少し治っている。腰はダメだ。己の自律神経を恨む。

で、そうだ、お小遣い貯金。世の中には給料袋を買ってそこに推しの名前を書いて貯める人もいるらしいから、私もそれでいくか。本当は「今日の分ね」とメモをつけてちゃぶ台にでも乗せておきたいが、勝手に消えてくれないから封筒で妥協しよう。裏面に日付と金額を記入する。友達と遊びにいく週末は増額する。デート代は奴が出すから関係ないけど事前に予定を教えてくれたら下着代は出してもいい。
ひと月でいったいいくらになるのだろう。私の食費より断然高い気がしてきた。
前に買った残りでちょうどオレンジ色の封筒があったのでひとまず1000円を入れる。けれどどんなに小さい文字で書いても封筒の面積ではすぐいっぱいになりそうだ。日付とか書かなくていいか。おもて面に『あまこのおこづかい』とだけ書いた。よし。腰が痛いのに何をやっているんだろう。今調べたらこの症状はデスクワークや背中を丸めて作業していると痛みやすいと出た。うつ伏せでゲームしてたのが悪かったのかと思ったらなーんだ違うのか(違わない)

上記の話をNさんにLINEしたら「(`ヘ´)新しい味のポテチ食いてえ」と返事が来た。200円入れなきゃ。

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