巻き込まれた帝光生


視点??

はぁ…はぁ…
皆さんはどうしているでしょうか
あの化物はなんなんでしょう
逃げても一定の距離を保ちながら後ろにぴったりついてくる
恐怖しかわかない
とりあえずどこかの教室に隠れましょうかね…







視点彼方

「花子さーん 遊びにきたよー」
「いらっしゃーい!彼方ちゃん久しぶり!」
「3日前にも来ましたよ?」

花子さんこと、トイレの花子さんと私は友達である
いろんなトイレを渡り歩いているらしい

「3日間も来なかったんじゃない!」
「他のトイレも回っているんでしょう?学校七不思議の定番ですもんね」
「ほんっとに一人じゃ大変よ…」
「お疲れ様です」

花子さんは異界に連れて行かれるとか殺されるとかの噂はあるが
花子さんはそんなことしない
驚かすだけだ
実はすっごい心優しいんだ

「そうそう」
「どうしました?」
「多分彼方ちゃんの同級生の子なんだけどね、この学校の」
「?」
「この学校の七不思議に取り込まれたっぽいよ」
「?! ちょ、もっと早く言ってくださいよ!」

この学校の生徒が取り込まれたって…

「はいはい どうする?助けに行くの?」
「ええ、繋げてください」

この学校で失踪者とかでたらなんかいやだしめんどくさい

「はいはーい トイレの三番目の個室に入って三秒目をつむって」
「はい、お願いします」

テレポート出来ないことはないとは思う



違うとこに出る可能性あるし、そもそも次元が違うので移動できるかわからない
体の一部をなくすかもしれないし、怖いのでやらない


いち

にい

さん


「彼方ちゃん、もういいよ」
「ありがとうございます 取り込まれた人の人数を教えてください」
「んーっとね、5人?かなあ?」
「曖昧ですね」
「5.5にんって感じだもん 5人は確実にいる気配 でももう一人…?」
「とりあえず自分で確かめてみます」
「がんばってね なんかみんなバラバラみたいだから」
「ええ…めんどくさい…」
「なんかあったらトイレに逃げ込んでね」
「わかりました、取り込まれた人を保護したらトイレに投げ込みます」
「…あ、相変わらずね…彼方ちゃん」
「いってきます」
「ええ…いってらっしゃい」













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