お祭りに行きたい自暴自棄



あの後教えられた
メールは瀬木の携帯から送られたリボーンのものだったと
瀬木…しっかりしてくれ…

「ま、過ぎちゃったものはしょうがないし、いいよ」
「ほんっとにごめん!私がしっかりしてればよかったんだけど…」
「いいよいいよ、こんなこともあろうかと別人の戸籍作っといたから」
「流石彼方!」
「でしょ?携帯の名義もそっちだし、家族も天涯孤独設定にしたから本当の家族に被害が行くことはないし…あとはあの人が黙っててくれれば…」
「あの人?」
「雲雀恭弥」
「え、雲雀さん?!なんで?!」

雲雀さんが家にきたあの日から
家にちょくちょく来るようになった
そして情報操作が得意だと言うことがばれた
それから情報関係の依頼をされるようになったよ…
お金が入るからいいんだけどさ!

「…兄さんの友達?兼私のクライアント…」
「え…っと…なんか、どんまい…てかさ、それなら今回の件がなくてもどのみち巻き込まれてたんじゃ…」
「言うな…言わないでくれ…認めたくない…」
「…気持ちはすっごいわかるよ…」
「…そうだ、瀬木、夏祭り行こう」
「…並盛りのだよね…」
「うん…もういいよ、どうでもいいよ…はぁ」
「…帰ったら詳細とかメールして…」
「うん…」



帰宅したら雲雀さんがいました
兄さんはまだ帰ってませんでした
…雲雀さん人の家に勝手に入らないでよ…

「雲雀さん?どうかされましたか?」
「やあ 並盛り祭りくるよね」
「え、…っと、行きますけど…どうされたんです?」
「いや、来るならいいんだよ じゃあね」
「あ、はい」

…何しに来たんだあの人マジで








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