ジム戦


トキワシティのジムは想像通り閉鎖中だったのでトキワの森を抜ける
そのときに見たくないやつらがたくさんいたが見なかったことにしておく

あとピカチュウが仲間にくわわったのと、ヒトカゲがリザードになりました
え?早いって?
私の育て方云々じゃなくて、森を焼き払うがのごとくずっとヒトカゲにひのこをはき続けていただきました
うん、しょうがないね

てことでやってきましたニビシティ

この手持ちだといささかきついものがあるな
うん、どうしようか
まあジュペたんにがんばってもらうかな




はいはいニビジム攻略しました
その際タケシに「おねえさ〜ん(はーと)」
と言われたときにはどうしようかと思った
なんだ、これアニメなの?
ゲームのタケシってあれだよね、結構かっこよかったのになー

…んで、
「どうしてこんなとこにいるの  はるちゃん」
そう、なぜ目の前にはるちゃんがいるんだ

「いやー俺もさー今日出発するつもりだったんだよー 目指せ!ポケモンマスター!的な?」
「へー」
「おいどうでもいいみたいな変事すんのやめて!俺泣いちゃうから!」
「実際どうでもいいですし、エリオ様には関係のないことでございます」
「バドワちゃん、相変わらず手厳しい…」
まったくなんなんだ春斗のやつ
まあいいんだけどさ
「んじゃあ私もうジム戦終わったから次行くわー」
「! ちょ、ちょっとまってエリオ!お、俺…」
「んー?」
「俺と一緒に…あ、いや、俺のジム戦見ていけよ!」あー俺のバカ!
「…バドワさんはどうしたい?」
「わたくしはエリオ様に従うのみでございます」
「…しょうがないから見ていってあげるよ」
「! あ、ありがとうエリオ!」





ジム戦

「お姉さ〜ん!またお会いしましたね〜(はーと)」
「あ、う、うん…」
これは正直引くわうん

「おいジムリーダー!早くバトルしようぜ!」くっそベタベタするなよ!
「ああ、すまない いいだろう」ふ あの子がすきなのか?
「ばっ!そ、そんなんじゃねーよ!」
「はるちゃん?どうかした?」
「え!あ、あー!なんでもない!」

「使用ポケモンは1体!それでは試合開始!」
審判さんいろいろスルーして始めちゃったよ
「いけ!イワーク!」
「ゼニガメ!がんばれ!」
お、はるちゃんはゼニガメを選んだか

「イワーク!締め付けるだ!」
「ゼニガメかわせ!あわ攻撃!」
「イワーク体当たり!」
「ゼニガメ!」

うん、激しい攻防
見ていてなかなか楽しめる
私のときは一発KOだったからなー
まあレベルって結構大きいよね



結局はるちゃんが満身創痍でなんとか勝った

「あのさエリオ」
「…試合お疲れ!んでおめでとう!」
「ありがとう…それでさ…えっと…一緒にさ…あー、やっぱいい」
「…はるちゃん」
「ん?」
「一緒にカントー一周しない?」
「!!」
「ほら、夢は違うけどリーグに挑戦するのは同じじゃん?一緒に旅しない?」
「エリオ…も、もちろん!一緒に行くよ!俺、俺一生エリオ守るから!」
涙目でそう言ったはるちゃん
「もー 一生だなんて大げさだね」
はははと笑うエリオ
「…ハハハ」
プロポーズとも言える一世一代の告白を見事スルーしてみせたエリオであった





あとがき
____

春斗不憫w
がんばって一緒に旅をしようと言おうとしたけど結局言えなくてエリオちゃんから誘ってもらって
うれしさのあまり告白みたいなことを言ったけど鈍感なエリオちゃんには気がついてもらえませんでしたw
ちなみにそばでみていたバドワちゃんは春斗がかわいそうだと思いつつ、まだエリオはやんねーぞみたいなこと思ってますw
実はほっとしてるんだね、バドワちゃんw


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