もしも蔵馬の傍に同級生の男子がいたら あらすじなど


夢小説にハマったのは、もういつの頃の話でしょうか。
思い出せませんが、かなり前です。
幽白は女主人公の夢小説しか見たことがありませんが、私は男主人公の夢小説を考えていました。
もちろん、女主人公ものも読むのは大好きなんですよ〜。
ただ考えるのは苦手なんです。
と言いつつ、シリーズものを考えて風呂敷を広げ過ぎた挙句、挫折しかけているものならありますが……。

話を戻しまして、男主人公についてです。
あらすじを書く時に「男主人公」と呼び続けるのもあれなので、名前(デフォルト)を紹介しておきます。
名前:三河遊也(みかわゆうや)/本名(隠し名):真神田遊也(まかんだゆうや)
ちなみに名前の由来ですが、三河は「三途の川」から、遊也は「幽遊白書」の「遊」からとりました。
実は、初期の漢字は「裕也」で「三河」は元々考えていた苗字だったので、
このネタみたいなデフォルトは後付けだったりします。
でも、「浦飯幽助」と名前を並べると、ちょっと面白いと思いませんか(笑)。
結構お気に入りなので、名前だけどこかで使うかもしれません。
いえ、没にした設定もどこかで使おうと考えています。

せっかくなので、設定も軽く紹介しておきますね。
真神田家は三神刀(さんしんとう)という3つある伝説の刀を守護する家系で遊也は当主になる予定。
刀はそれぞれ、村雨(むらさめ/水属性)、明時(あかとき/火属性)、星影(ほしかげ/雷属性)。
最初、遊也が所持しているのは村雨のみ。
星影は兄が持っており、明時は妖怪に盗まれて行方不明。
最終的に全ての神刀を遊也が所持して当主になったはずです。
もう何年も前に考えた設定なので記憶が定かではありませんが(苦笑)。

次は男主人公についてです。
皿屋敷中学校出身(幽助、桑原、蛍子とは面識あり)。
金髪のせいで不良にみられるが、学校では実はちょっと素行が悪いだけ。
因縁をつけられ喧嘩は数知れず。中学時代についた通り名は‘黄金の獅子’。
あまりにも目立つため金髪を黒に染めたが時すでに遅し。悪い意味で市内で有名人になっていた。
高校生になって金髪に戻したが、やはり学校でも恐れられている(後に打ち解ける)。
得意教科は理数系(特に数学)。苦手教科は英語で、独創的な和訳ができる。
文武両道。黙っていれば格好いいが、意外にヘタレで残念な人。
実は、TOI-Rの男主人公の原型がこのキャラだったりします。
なので、同じく甘党でお化けの類が大嫌いです。

さて、肝心のあらすじを少しだけ紹介しましょう。
蔵馬が中学3年生のちょうど八つ手事件の時が始まりになります。
蔵馬と飛影を妖怪(八つ手)の仲間だと勘違いした遊也は軽く蔵馬達と揉めますが、相手にされません。
何とか誤解を解いて八つ手を倒すために共闘することになります。
と言っても、遊也は麻弥を助けただけですね(しかも、いいとこ取り)。
この事件の後、遊也は蔵馬と高校の入学式で再会します。
こうして2人の友情が始まっていく訳ですが、この後は割愛します。
真面目に語ると物凄く長くなってしまうので……。
基本的に原作に沿って話が進んでいきますが、途中から思いっ切りオリジナルです。
そういえば、遊也と蔵馬は2〜3回本気で殺し合いをします。
結構、殺伐とした友情なのかもしれません。
お互いに信頼していても、本当に大切なものは別にありますから。
これが、この夢小説の没になった理由ですね。

ということで、ここからは没にした理由を語りたいと思います。
よろしければ、お付き合いください。
実はここ2年ほど幽白のネタはほとんど考えていませんでした。
新しいネタを考えなかったという意味では皆無ですね。
だからこそ冷静になって、この物語を書かないと決めた訳が分かりました。
最初、遊也は普通の人間という設定でしたが、話が広がらなかったので設定を変更しました。
それが今の形で、この時に性格も若干変更しています。
それでも、上手い具合にストーリーが思い付かなかったので、1人だけオリキャラを投入しました。
結果的に、これが大失敗で没の原因です。
話が広がって私好みのストーリーにはなりましたが、逆に広がり過ぎて書きにくくなってしまいました。
それでも、始まりから終わりまで大体のストーリーは出来上がっていましたが……。
でも、根本的な原因は他にあって、遊也がオリキャラに依存してしまったんですね。
私が一番書きたかったのは蔵馬との友情であって、依存するなら蔵馬にして欲しかった。
この夢小説は遊也の傍にいるのが蔵馬じゃなくても問題ないなぁ、と感じてしまった時、
終わりにするべきだと思いました。
以上が没にした経緯です。

このページを執筆している途中に、昔書いたプロットなどを全て読み直しました。
年単位で構想していた割に、文字数は驚くほど少ないと感じました。
でも、文章を見ていて当時の楽しかった気持ちを思い出しながら、若かったなぁ、と思いましたね。
正直、今でも書きたい場面が幾つもありますが、これで区切りを付けます。
最後に、せっかくなので恥を忍んで小ネタを3つ掲載したいと思います。
ギャグばかりなので気楽にお読みください(オリキャラが登場するためご注意を)。
遊也がどんなキャラなのか大体分かると思います。興味のある方は次のページからどうぞ!
ひとまず、ここまでお付き合いくださりありがとうございました。

2014.03.23.



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