闇色に塗れた少女は
だいだい色が好きでした
過ぎ去ったノスタルヂアと
いつかくる朝焼けの
そういう色がすきでした
みどり色がすきでした
愚直にいとおしい若葉と
深い英知を湛えた森の
そういう色がすきでした
あお色が好きでした
天いっぱいの爽々しさと
全てを生んだ母なる海の
そういう色が好きでした
き色が好きでした
太陽へ憧れるあの花と
私を慰める歌を歌うカナリアの
そういう色が好きでした
色がすきでした
世界を魅せる艶やかさと
一つとして同じものはないという
そういう色がすきでした
色がすきでした
わたしが色を失っても
側にあると信じられる
そういう色が、大好きです
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Afterwords
一応、定型詩のつもりで書いています。
いまいち、詩の形式が分からないです。なにを書けばいいのか、とかもよくわかっておりません。
けれど、誰かに詩ってなにを書けばいい? と聞かれても、きっと好きなのを書けばいいよと言われそうな気も致します。好きに書くって、楽しいけれど大変です。
詩を読むのは好きなのですが、やはり書くとなると中々。
それはともかく、結構好き勝手には書いております。
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