さぁ、コスを始めよう |
撫子 @____ 28分 コスしたいなー、コスしたいなー! 撫子はヅイッターなう。何となく今思ったことを呟いた。呟いて数分後そのコメントに対して返信が来た。誰なんだろうと思いながら見てみると撫子が崇拝している白銀様からのものだった。 「なっ!?」 チェックしてみると、撫子にコス合わせをしないか?とメッセージを託したはずなのだが、その返信はまだなのか?と言ったものだ。撫子にとっては初めてそのようなメッセージがあることを知ったものだ。 だって本当にそんなこと聞いてなかったんだもん。だがしかしその原因は速攻で思い当たる。 「仁王…あの野郎……。」 撫子 @____ 現在 ペテンの学校の校門なう とりあえず、跪かせます。 「ッ椿崎、なんで立海に居るんじゃ!?」 仁王が意気揚々と下校しようと正門へ向かうと、そこには激オコスティックファイナリアリティぷんぷんドリームな撫子が仁王立ちして君臨していたのだ。 「おうおうおう、仁王!なんでじゃねぇじゃろうがあんごうたれがぁああああああああああ!!白銀様が私のヅイッターに返信してきゃーがったぞ。『ご都合が悪い事と思いますが返信の方よろしくお願いします』ってのぉ!テメェ!何黙っとるんじゃゴルァ。おどれ、この私に隠し事をしてただで済むと思うとるんじゃないじゃろうなぁ?ぁあ?特に白銀様関連で、私が許すと思っとるんか。ドカスがぁ。」 仁王の胸ぐらを掴み上げて威嚇。此処で説明しておこう。 仁王は撫子と白銀様とのパイプ役だったのだ。このご時世こんな役が何故あるのかと言うと、ただ単純に撫子は仁王をパシリに使いたかった。白銀様としては仁王だったら確実に伝えてくれるからという信頼からだ。 「ピィ!?」 「お前さぁ、パイプ役なんじゃからさぁ。しゃんとメッセンジャーしねぇ。特にテメェを介してのコンタクトっつったらコス関係じゃろぅ?コスの準備って相当時間がかかるいう事を知っとっての所業なんかなぁ?」 「じゃって、じゃって!おまんを珠理に会わせてから珠理が二言目には撫子さん撫子さん言うて!今回のコスも俺と珠理だけでやるろう言うとったのに!」 「やだっ!白銀様、そんなに私の事を認めてくださっているなんて!だがしかし、仁王、テメェはどんなに嫉妬心を私にばらしたところで萌えんわ。私が折角こうやって白銀様に認めてくださっとたのに、返信が無いってネット界にしては最低なことを私はしてしまったんだぞ!?マイナス面多すぎじゃけん!お前、私をネット界から追放したいんか!?」 「追放さえとったらええが!俺はの、珠理が居ったらええんじゃ!」 「キーッ!やっぱり萌えー!嫉妬心バリバリのイケメンとかテラ美味ス!」 「あら?撫子さん、どうして立海に?」 「「!?」」 撫子と仁王が校門前でバトルっていると声がかかる。その声は白銀様のもので、 撫子はその声を聴いた瞬間、仁王を解放し五体投地のポーズへ。 「まっこと申し訳ございませんでしたぁ!言い訳をさせてください!仁王が、こいつが、こいつが白銀様のメッセージを私に伝えに来てくれなかったのです!昨日の夜の白銀様の返信で知ったのです!悪気があったわけではないのです!むしろコメントを見た瞬間血の気が引きました!どうか私を見限らないで下さいぃい!!」 「いえ、そんなに怒ってないのですが……仁王さん、どういう事ですか?」 「…………………プリ。」 「聞いて下さいよー!仁王の奴、私と白銀様の仲を嫉妬してメッセンジャーの役割を放棄しやがったんですよぉ!?」 「まぁ、そんなことを…仁王さん?」 「…許してちょ。」 「私は別に怒ってませんけど…撫子さんは?」 「白銀様に嫌われてなかったら跪かせることは今回『は』しないでおこうと思う。」 「仁王さんよかったですねー。撫子さんが優しくて、でも…よく考えてください、私がわざわざ仁王さんを介して撫子さんとコンタクトをとっていることを。」 「……なんでじゃ?」 「仁王さんを信用しているからですよ?」 「珠理っ…。」 「信用を、無くさない様に気を付けてくださいね?」 「おん!」 「わーい!リア充爆発してくださぁい!で、ですね…白銀様は私と何をあわせをしようと思ったのですか?」 「あぁ…戯言シリーズはご存知ですか?」 「あ、はい。」 「零崎三天王をしようと思って…。」 「わー!それは楽しい!是非させていただきます!あ…そうだ、少しわがまま言ってもいいですか?」 「はい?何でしょう…?」 「あのですね。―――――――――――。」 「フフッ、それはいい考えですね。仁王さん、仁王さんも参加してくださいね?勿論私が衣装を準備しますから。」 「珠理の願いなら了解じゃ!」 そしてコスプレ当日。 「わー!白銀様の曲識様ふつくしい!」 「撫子さんの双識さんもかっこいいですよ。」 「ありがとござます!…で?仁王は?」 「あぁ、来てますよ?仁王さん恥ずかしがってないでこちらに来てください。」 「………ッ椿崎か!珠理に入れ知恵したんは!」 そう言いながら仁王…いや、哀川さんの格好をした人が現れた。 「プギャァアアア!!ワロス!ザマァ!」 「プリプリプリプリプリィイイ!!」 「私と白銀様のパイプ役の仕事をさぼったからだ!これに懲りたら二度と私達を困惑させることはしないことだな!」 「ッ…!」 「でも仁王さん、美しいですよ?」 「珠理までそんなこと言わんといてくれ……。」 「仁王、お前男辞めろ。」 「仁王君、これが現実と言うもの。鏡を見てください。」 「柳生までッ!」 「コスプレを始めるのも悪くない。です。」 「さぁ、コスプレを始めよう。てか?」 ―――――――――― 500000hit企画第1弾 水面 燈様リクエスト「ウチの夢主で好きな娘を使って、デストロイとコラボ」でした。 こんな感じでどうでしょうか!?またまた珠理ちゃんとの絡みを書いてしまったわけですが…。その上、勝手に戯言シリーズのコス…完全なる管理人の趣味です。実にすみませんでしたoyz |
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