140words SS | ナノ

Twitter 140words SS



「おはようございます会長!」掛けられる声。他意のない純粋な笑顔。俺を俺として認識し、向けられる羨望の眼差しに―――どうしようもなく、ぞっとした。お前らが見ている俺は、俺なのか。お前らが憧れる俺は、本当に俺なのか。自分がそう見られていることが、信じられなくて。酷く気持ち悪くて。
「げぇっ…うぇっ、がはっ…はっ…」駆け込んだトイレに響く醜い音。それはまるで、自分のようで。鏡に写るのは、青白くげっそりと窶れた、自分とは思えない顔。―――もう、ここにはいられない。『行っておいで、私の美しい鳥。お前は必ず戻ってくる。安心しているよ』あの男の声が、聞こえた気がした

籠の鳥な会長様

2013/10/17 (08:32) その他



「もう、無理。俺達別れよう」いつも前を向いている瞳が、ぐらりと揺らめいた。何かを言おうとして開いた口が、結局何も言わずにまた閉じる。それはまるで、鉢の中の、真っ赤で綺麗な金魚のように。「お前の勝手さにはもううんざりなんだ、迷惑なんだよ」容赦なく言葉を放ち、深く深く丁寧に、決して抜け落ちることのないように心に突き刺していく。「な、んで…?」ようやく絞り出すように呟かれた言葉への返事はない。流れ落ちる涙など、俺は見ていないから。くるりと背を向けて去る足取りがブレることなんて、ないんだ。ーーー前を向いて、いつもどおり。夢に向かって揺らがずに、進んでいって。お前はもう、自由だから。鉢の中の金魚ではないから。自分勝手でごめん。だけどお前の夢にとって、俺は酷く邪魔な存在なんだ。

2013/02/12 (15:56) その他



異常なほどに依存していて、だけどそれでいてまるで、憎悪だった。相手を強烈に意識し、想う。全ての感情の行き着く先は、もしかしたらあそこなのかも知れない、なんて。(あんな風に想われるのは、俺はゴメンだけどね)あいつは、多分気づいている。気づいていて、でもだからこそ、拒絶できていない

没短編の一部

2013/02/03 (21:22) その他



会計「見て見て会長!おっぱい!」会長「む、旨そうな巨乳だな…」会計「食べてもいいよー!」会長「お、お前こそ俺のを食べても、いいぞ…///」会計「そっそれは…!」会長会計「「まめちく!!」」副会長「仕事しろアホども」

2/3は節分の日
恵方巻き切っておっぱいにする会計と撒く用の豆使って悪のりする会長

2013/02/03 (20:50) 〇〇の日



副会長「勉強は?…あなたさっきも休憩してましたよね」
会計「作業したあとでならいっぱいにゃんにゃんしてあげるよぉ」
書記「……一緒に、頑張ろう…?」
会長「休むのか?好きにすればいい。…その間に俺は先にいくがな」
風紀委員長「Twitterなんざ開いてんじゃ先が知れてんなァ」
転校生「勉強なんてしてないで遊ぼうぜ〜!!」

非王道学園の作業Botが欲しいです

2013/01/28 (09:11) その他



「そっぽむいてねぇでこっち見ろ」言われ、振り向く。これ、お前にってと囁いて、先程渡された可愛らしい手紙を押し付けた。気づいてたんだ、お前が俺との関係に困っていたこと。お前は結局俺が物珍しかっただけで、向こう側の人間だよ。早足で隣を抜ける。好きだよ、呟きと共に、涙が零れ落ちていった

2013/01/24 (20:28) お題



「触んなアバズレ」刷りよってきた女のような男にそう吐き捨てる。そいつは泣きながら走り去ったが、そんなことよりも少し遠くでこちらを見る男の方へと意識が飛んだ。お世辞にも普通とさえ言えない造形の顔。ここで話しかけたら迷惑がかかる。目だけで好きだよ、と伝えれば、男は不器用に微笑んだ

不細工×俺様会長
会長視点

2013/01/22 (11:31) その他



会計「あ、あいつ横入りじゃね?」書記「どこどこー?」会計「ほらあれ、あのかどっこに立ってる子の横っちょ」書記「あーまあいいんじゃん?みんなやる気ないし気にしてないべ」会計「あー…うちのクラス体育かぁ…いいなぁ、仕事かったりぃ」会長「くっちゃべってねぇで仕事しろ!ぼこすぞ!」

神奈川弁生徒会

2013/01/22 (11:27) その他




お題は以下の診断メーカー様より
http://shindanmaker.com/212676
http://shindanmaker.com/125562
http://shindanmaker.com/234387
http://shindanmaker.com/312434