140words SS | ナノ

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「こんな格好して恥ずかしくねぇの、おっさん」周りから降ってくる下品な複数の笑い声。浮き出た腹筋を撫でられびくりと震える。ぐるだったのか、と縛られたまま助けに来たはずの青年を睨めば好色な視線が返ってくる。なにか特殊な紐なのか、まるで力が入らない。まさか、こんなことになるなんて―――

Sパーマンの漫画の表紙が流れてきてて…青年を襲うSパーマンみたいな図だったんだけど、どちらかというと受けがいいなぁと……挙げ句輪姦…申し訳ない

2013/01/17 (00:05) その他



「もう二十歳か、成長したね…色気が出たな」するり、頬を撫でられぞわりと総毛立つ。うるせぇと呟いて交わせば、くつくつと喉を鳴らす音。迫られ、引く。フラッシュバックするものを必死に払い除けどもチラつく忌まわしい記憶。「ふふ、俺から逃げられるとでも思ってたの?」嗚呼―――引き込まれ、る

成人式
前祝いのパーティーで遠い親戚の処女奪われたお兄さんと再開、みたいな

2013/01/16 (00:13) 〇〇の日



「ひっ!なに、やって…!」力の入らない腕で押し返そうとしてくるのを無理矢理抱き込み、腋の下へと顔を埋める。大きく深呼吸。びくびくと震える体。視線だけあげれば、涙濡れの顔は信じられないという表情で俺を見る。うっとりと匂いを想像しながら、隠しきれない興奮を隠そうとするそこに指を絡めた

ニオイフェチ?

2013/01/11 (10:31) その他



「おい、こいつを外してくれ…!」漆黒の髪に瞳。信じられない程に美しい人間が、私の前で倒れ伏す。見覚えのある首輪。きっとどこからか逃げ出してきたのだろう。カチャリと小気味の良い音を立てて外してやれば、安心したのか意識を飛ばした。もう自分は自由だと?嗚呼―――可哀想に、それは勘違いだ

2013/01/10 (00:53) その他



「もう好きって言っちゃえよ」お前はそう言って笑うけど、そんな簡単なもんじゃない。確かに好きだから手を繋いで抱き締めてキスしたいよ。だけど本当に大切な人なんだ。今の関係を壊したくないくらいには、大切だから。本当に相談したいのは告白のタイミングじゃない。どうすればお前が堕とせるか、だ

2013/01/10 (00:52) その他



会長→長、副会長→副、会計→計、書記→書、庶務→庶

会計「会長〜年末だし無礼講ゲームしようよぉ」会長「あぁ?てめぇはいつだって無礼講だろ」「んーん、別に俺がって話じゃなくてぇ、副会長が面白いかなぁって」「なるほど」「今まで参加してなかったしさぁ、強制参加で〜」「…」「負けたら初詣のとき奢ってもらお?」「のった」「そうこなくっちゃ」

計「やって参りました忘年無礼講ゲェーム!」庶「…いえーい」長「全員強制参加だからな」副「えっなんでですか!」長「そして一定時間喋らないのもなしだ」書「…」計「初詣の奢りかかってるんでぇ」書「…やる」庶「まじすか」副「ちょっと!無視するな!」計「あら副会長ヤル気満々」副「ちが!」
計「はいはじめ!」長「おいそこの書類持ってこい」庶「え?あぁ、ほら」長「…予想以上にムカつくな」庶「なにが?」長「…」計「まあまあ、ゲームなんだから!」長「うっせぇな入ってくんな」庶「あんたが持ちかけてきたんだろ、我慢しろよ」長「てめぇ死にてぇみてぇだな…」書「けんか…だめ…」
長「悪かった…お前は喋れよ」書「頑張る…けど、無理かも…」長「負けたら奢りだからな?」書「うん…でも会長になら…いいよ」長「そういう問題でもねぇけどな」書「ふふ…なにほしい…?」長「境内で出店やってっかな」書「林檎飴…とか…?」長「俺綿菓子ほし」計「はいそこイチャつかなーい」
庶「えー俺には奢ってくんないの?」書「負けたら…奢ってやっても…いい」計「なんかキャラおかしいけど!」長「つーか庶務は敬語抜きだと相当うぜぇな」計「え、無視?」庶「なにあんたは敬語で攻めてほしいの?」長「なに言ってんだてめぇは」計「無視なの?無視なの?てゆーか副会長喋ろうか!」
副「う…」長「そうだった、副に話させんのが目的だったっけ」庶「え、会長、俺目的じゃなく?」長「うっせぇ」書「喋んないと…負け…」計「ほら言われちゃったよどうすんの副会長!」副「うう…」長「あん?」計「はやくはやく!」副「黙れこの下半身ゆるチャラ男が!!」「「「「!?」」」」
副「大体なんだよこのゲームは!敬語なし?そんなん俺を嵌めるためのゲームでしかねぇじゃねぇか!」計「ちょ、ちょっと副会長…?」副「てめぇ覚えてろよチャラ会計!俺がこんなこと出来ないとでも思ったか!長年培ってきたキャラ崩れるじゃねぇかどうしてくれる!」庶「なに言ってんだこの人」
副「そう!そうだ!それにそこの生意気なガキに無口むっつりも好き勝手してくれやがって…!」書「え…?」副「ほんっと好き勝手…好き勝手するんだから…!」計「あのぉー副会長ー?」副「貴方が一番好き勝手してくれましたね…!ほいほい誘惑されるんじゃないって何度言えばいいんですか会長!」
副「俺が焦ってるの見ててそんなに楽しかったかよ!」長「まぁ、焦ってる様子見んのは愉快だったな」副「ほんっとひねくれてんな…!なんで俺こんな奴す」長「でも今は不愉快だ」副「…はぁ?なに勝手なこと言って」長「やっぱ俺の特権にしとけばよかったかな」副「会長…」計「ちょっと何なのこれ」
庶「ちょっと待って先輩方付き合ってるんすか?」長「いや?」書「でも今…すきって…」副「好きですよ、幼馴染みですから」計「…本気で言ってるの?」長「せっかく俺だけしか知らなかったのに…」副「貴方がいけないんですからね」長「うん…悪かった…」庶「まだチャンスはあるのか?」書「…」
副「しかし素を見られるのは恥ずかしいね」長「やめときゃよかった」庶「…イチャついてるとこ悪いすけど副会長奢りっすから」副「えぇ、構いませんよ」長「じゃあ俺も」計「は?なんでよ!」長「だって副に奢られてるの腹立つから俺も払って緩和する」副「優しいですね」計庶書(もう勝手にしろ)

2012/12/30 (22:57) 〇〇の日



「王子、もう止めませんか」体を繋いだのは数回目。絶対的な存在であることを利用して、有無を言わせず組敷いた。「…あ?なんでだよ」だけどこいつの心が欲しかったのだと気づいたのはいつだったか。「私はっ…!」冷めた目で見詰める。ぎゅっと口が閉じた。それでいい、義務的な愛なんて俺はいらない

王子×近衛兵
王子のこと愛してるけど立場気にして言えない近衛兵と、愛してるって言われたいのに言われたところで自分が王子だからだろって信じられない王子様のすれ違い両片想い

2012/12/30 (22:50) その他



「俺も会長が好き」俺の想いに勘づいたらしい男。やめろ、好きって言うな。誰にでも薄っぺらい愛を告げるその口で。他の人間とキスした同じ口で「俺はお前の恋人達の一人になりたいわけじゃない」そう告げればそいつは困ったように笑った「俺だって違うよ、支えたいと思ったのはあんたが初めてなんだ」

2012/12/30 (22:48) その他




お題は以下の診断メーカー様より
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