DispositionA※/敏京




お互いその体勢のまま、京君の顎を掴んで上向かせてキスをする。
唇に吸い付く様に何度も啄む。
京君の口ピが当たって、気持ちイイ。


「京君、今日は玩具で遊ぼうね」
「…ん、なん…」
「京君の為に色々買ったんだー」
「……ッん」


キスをする合間に喋りつつ首筋を撫で下ろし、自分のカバンを引き寄せて中身をバラす。

わざわざアダルトショップ行って買って来た、バイブとローター。
何かカバンの中からソレが出てくんのとか、シュールって言うか異常って言うか。

そんな事を考えてると、京君の視線が取り出した物を捉える。


「な…ッ、何持って来とんねん!おまっ、最悪や…!」
「はいはい、暴れないでー。きっと気持ちイイよ」
「嫌やし!離せ!」
「嫌。京君ゲームばっかで遊ぶよりも、こっちで遊んだ方が楽しいって」
「楽しいない!ホンマ離せや!」
「はいはーい。よいしょっと」
「うわッ」


何か暴れて抜け出そうとするから、膝立ちで立ち上がると同時に肩を掴んで後ろに引っ張り、そのまま床に押し倒した。

あ、頭打った。
御免ね。

そのまま京君の前に回って、足の間に身体を滑り込ませた。


「いっ、た…!敏弥!ホンマ何すんねん死ねや!」
「えー御免御免。すぐ気持ち良くするから許して」
「嫌や…ッちょ、脱がすな!」
「脱がなきゃ出来ねぇし」


何か京君が今日はよく抵抗するなぁ…抵抗されると燃えるよねマジで。

半ば無理矢理、着ていた服を剥ぎ取ってジーンズのボタンに手を掛ける。


「敏弥…ッ、ほんま止めぇや…!!」
「やだ。邪魔しないで。手ぇ縛っちゃうよ?」
「なっ、何でやねん!」


手首掴んで止めようとするから、目だけニッコリと笑うと一瞬京君が怯んで、その隙に下着と一緒に足から引き抜く。
何も着てない京君の裸が晒されて、そのまま足を折り曲げさせてM字に開かせる。


「や、ちょ、何しとん…っ」
「んー?ローション取りに行くの面倒だから、舐め舐めしたげるねー?」
「ふざけ…ッあ!」


後ろの穴を晒す様に、胸に付くぐらい更に足を持ち上げさせると、京君の足の間から焦った様な、羞恥と入り交じった表情が見えた。
超可愛い。

京君が俺の行動を伺う様に見てたから、わざと舌を出して見せ付ける様に舐めると可愛い声。


「うぁ…とし、敏弥…ッ」
「気持ちイイー?」


唾液を出しながら穴を舐めると、反応してヒク付くソコ。
チラリと目線を上げると京君のは勃ち上がってるし、喘がない様に口元を押さえる京君が見えた。


「京君ー?声出してくれなきゃ」
「あ、ぁ…ッ、そこアカン…!」


穴から陰嚢に掛けての筋をねっとりと舐めてくと京君の足がビクビク跳ねた。
身体は素直だよねー。


「ひぅ…っあ、ぁ、気持ちえぇ…!」


何度も往復して、刺激すると京君は身体跳ねさせて感じ入る。
舌をねっとりと這わせ、穴をつつく様にすると段々解れて来るソコ。
可愛い。

最初は嫌がってたけど、すぐ快感に流される京君は可愛い。


「アカン…っ、舌、アカン…!」
「気持ちぃんでしょ?」
「んゃ…っ、あ!」
「ヤラしー…此処。ヒクヒクしてる」


足を持つ手を離して、尻肉を左右に広げて穴を広げ、窄めた舌を出し入れさせる。
襞を丁寧に舐める様にして唾液を送り込む。

もう大丈夫かなって思って、顔を上げて床に転がるローターに手を伸ばす。
せっかく持って来たんだから、使わなきゃ。


「ッぁ、敏弥…っ」
「京君、まずはローターね」
「や、玩具嫌やぁ…」
「大丈夫だって。京君なら絶対好きになるから」
「あぁ…ッ」


ローターのスイッチを入れたらヴヴヴ…と無機質な音が響いて、嫌がって身体を捩った京君の乳首に、卵型のローターを寄せたら身体が跳ねた。

人間には出来ない刺激だしね。






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