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「……ここか」
言うと、アラストルは重点的にそこ、前立腺を弄った。
二本の指でしこりを挟みこんでぐりぐりと擦ったり、爪を立てたりする。かと思えばその周りばかりを弄って焦らすのだ。無意識にねだるように腰を揺らすと、思いきりしこりを引っ張りながらつねられた。
「ンやあああああああっ…！！」
雪弥はその激しい淫楽に視界が白くスパークする。
「…もういいか」
「ぅんん…っ…」
ぐにゅりと掻きまわしながらつぷんと指を引き抜く。
異物がなくなって安心したのか、雪弥は息を吐くとぐったりと横たわった。焦点の合わない潤んだ瞳がぼんやりとさ迷う。
「安心するのは早いぞ。本番はこれからだ」
アラストルは、己のガチガチに張り詰めた逞しい肉棒を取り出すと、雪弥のひきつくアヌスに尖端を当てた。その灼熱のような熱さに思わず身震いする。
雪弥がゆるゆると男のペニスに目を見やれば、その余りの凶暴さに喉をヒクッと鳴らした。長さも太さも信じられない程だ。子供の腕ほどもあるそれに、雪弥は引きつった。
「む、り…むりですっ！そ、そんなの…入らなっ……！」「もう遅い」
ぐにゅぐにゅと腰を回してアヌスの周りをなぶると、ぐいっとひくひく蠢く蕾に無理やり突き立てた。
「あ、あ、いああああっ…！や、ぁ、痛いぃっ…む、り、むりぃ…っ…！」
「くっ…きついな…」
充分にほぐしはしたものの男の規格外のペニスは処女には辛い。
雪弥は青ざめたまま苦しそうに喘いだ。ペニスはすっかり萎えてしまっている。
アラストルは雪弥の手首のネクタイを外すと己の首に腕を回させた。雪弥には抵抗の気力もなく、アヌスの痛みを必死に耐えている。しかし逆にそれがアヌスに力を入れてしまい男の侵入を拒むのだ。
「……っユキヤ」
「く、ぅ…ふ、ぁ…うんん…」
アラストルは優しく口付けて萎えたペニスをしごく。
そして、体がとろんと弛緩したところで、ずんと突き挿した。
プツリとアヌスから血が出るがそれを潤滑剤にして腰を動かす。
「いっ、あぅ、くぅンっ、あ、あ、入って、入ってくるぅっ…ひぅんっ…ふとっ、ぃ…ひぁ、だめ…だ、め……アああああああーっ…！！」
首にしがみついてくる雪弥の喉に噛み付きながら、ペニスを熱くうねって絡みつく胎内に埋めた。
「あ、あ、熱い、よおっ…」
「くっ…全部入ったぞ」
「ぁ、ん…おっ、き…」
アラストルは汗ばむ雪弥の髪を撫でて、ちゅ、ちゅ、とキスの雨を降らす。くたりと倒れた雪弥は涙と唾液を溢しながら、快楽に震えていた。
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