2015.11/17(22:33)

「私はキューピッド!可愛い可愛い人間どもの恋を取り持つけなげな天使!今日も日がな一日リア充を増やす悲しみの痛快エブリデイ!さあさあおまえは誰が好き?!」「俺はあんたが好き」「」「おお、矢要らず」「なんだおまえ逝ってしまえ!」「連れてってくれるんだ?」「シャラッップ!!」「可愛い」「やかましい!くそったれヒューマンに好かれてたまるかってんですよ!!もう適当にくっつけるからな!!!」「は?なん……」


数時間後


「……神様」「ああおかえり。どうした?やつれた顔をして」「いえ……ひとり、この矢が通じず私に好意を寄せたままの男がいまして」


おお天使よ、世界はそれを愛と呼ぶ! 
(会話)


2015.11/17(22:31)

燦々昇るる陽炎よ、哄笑(こうしょう)なきだす川蝉よ、蒸した夏日に似合わぬ時雨よ現世(うつせ)を映して消えてしまうのね。私を隠してしまうのね。 
(言葉)


2015.11/17(22:30)

君ばかり星のない夜へ沈んでいくのに私はどうしてだか輝かしい西日の中に佇み、君ばかり嘘のように笑っているのに私はどうしてだか意味もなく涙を流しているね。君ばかり。君ばかり私に愛されて、私だけは、あぁこの哀しみは、この哀しみは君までは届かない。私ばかり。 
(言葉)


2015.11/17(22:28)

清しあの朝 捨てよその恋 彼はこの空 どの世界 
(都都逸)


2015.11/17(22:28)

君が望んだ風は、僕を襲う嵐で、君にやってくる春は、僕にとっての地獄だ。(報われないなぁ) 
(言葉)


2015.11/17(22:27)

構わず私をさらってちょうだい。手を引くあなたの背中がきっと私の願う新しい世界 
(言葉)


2015.11/17(22:27)

君をおそろしく感じたとき、鼓動がひそかに速まっただろうか。君をうつくしく感じたとき、瞳がかすかに揺れただろうか。君を、いとおしいと感じたとき。すきだと感じたとき。ふれたいと感じたとき。君は寄り添うように、俺のそばで歩いて、笑っていたんだろうか。


思い出せない、おぼえていたい、忘れたくない、君のこと 
(言葉)


2015.11/17(22:25)

「今日の君はどうしよう」「出た。私の身体を作り上げてる発言」「君はいつも誰のごはんを食べてるの?」「あんた」「そうだね。細胞から血流の良し悪し、君の身体のあらゆるものをこの僕が管理してるわけだ」「暴論だよなあ」「ふむ。いつもより倍野菜食べさすか」「あっ健康的」「感謝して」「植物人間」「それは……???」 
(会話)


2015.11/17(22:23)

林の奥、霧雨、曇る眼鏡、佇む僕、遠くの君、の面が揺れる、揺れる、ゆれ、

……ああ、存外悪い気はしなかった、そのお面から覗く景色の中に僕がいるのなら、それでいい、それでいい、触れられなくても、それでいいよ。 
(言葉)


2015.11/17(22:21)

私の心の中にすっくと立っている木が一本、私はそこに、私と誰かの二人がいるのを思い浮かべる。誰だろう。私はそこで、良い香りが漂っていることに気付く。何だろう。私はそこで、季節を考える。風が吹いている。目を瞑る。木に触れる。私はここで、その誰かがあなただったならと願う。どうだろう。 
(言葉)


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