彼女は暑い、暑いと繰り返していた。
その言葉を聞くたびに僕は以前の彼女を思い出す。
…そして思い出して、僕の腕の中で溶けてなくなる事も一緒に記憶は引き出される。

「…ゲームは、しない…。」

(もう好きだなんて言わない、言わないから、 ずっと 僕のそばに居てよ、)


(僕は、あんなに胸が締め付けられる感覚をその日まで知らなかったし、知りたくもなかったかもしれない。)
(だからもう、……。)



  
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