<獅柳個人部屋>

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< 俺がスルー野郎!

姉さん。事件です。
俺の携帯電話が反抗期です。
でももう解消したから大丈夫!
あ〜マジで焦った。焦った…。
この10月から携帯くんが電話とメールの受信を拒否してまして、今日そのことが発覚いたしました。BA☆ナナのお陰で!!
ちょっと前からおかしいな〜とは思っていたのですが、携帯を頻繁に開かないのでそのままになっていて、久しぶりにBA☆ナナたちにメールを送ったら「あれ?返事が来ない」から始まって、「あれ?気づいてないのかな?」から、「あれ…?もしかしてボッチ……?」という感じで泣きそうでした!
いや〜それにしても助かった……本当にBA☆ナナありがとうね!

時々でいいから電源は切ろう…うん。

獅柳

(2012.10.20)



< エロ神よこいっ!!

ダメだ…舞い降りてこなかった……。
またお久しぶりです。
言ってた通り「書いたけどボツったSS」を4つあげました。
一つは珍しいR18なので、お気を付けください。
それにしてもエロ神は舞い降りてこなかったな…もうちょっと楽しみたかった。

そう!この前虎徹さんのエロ腰を拝みに行ってまいりました!
相変わらずのエロ腰と平田さん。素敵過ぎる。
そして、久しぶりのツンバニでちょっと疲れました。
やっぱりバニーはへんt…デレてた方がいいよ!「虎徹さん!」と言ってほしいだけだけど。
それにしても面白かったな〜後半は全部新規なので楽しめます!
DVDは買います。
そして、第2段も見に行きます。空白の10カ月間の話だったらいいな〜。
来年とか遠いけど、絶対見に行きます!虎徹さん!!

なんかよくわからんものになったけど今日も生きてます。

獅柳

(2012.10.03)



< 書いたけどボツったSSC※R18

※このSSは話の途中で途切れており、完結していません。
 それでもいいという方のにお進みください。

※性描写があります。自分では大変軽く、そして文章が大分かたい気がする!
 ちなみに、受けがアンアン言うのは許せない派なので物足りないかもしれません。


タイトル
・キセキ+火に喰べられました。
・もうお婿にいけません。
※別次元でもいいし、繋がっててもいい!


・黄黒(頭から爪先までペロペロ)
・緑黒(玩具と言葉攻め)
・青黒(強制射精と顔射)
・紫黒(ハチミツプレイとフェラ)
・赤黒(放尿と流血プレイ)
・火黒(マーキングとオーガニズム)


以上の設定で書こうかと思ったのですが、黄瀬で撃沈。
青峰と火神くらいは書きたかった……な。
ちなみに、黄黒しか書けなかったのですみません!!




・黄黒

ベッドに縫い付けるように押し倒されてからどれだけ経ったかわからない。
それくらい長い間、黒子は愛撫を受け続けていた。
ベッドの上に投げ出されている手足には一切力は入っておらず、内股は痙攣を繰り返している。そこに八重歯が軽く食い込み強く吸い付かれ小さく喘ぐ。
視線だけを下半身に向けると黒子の性器がある部位に、さらさらの金の髪が覆いかぶさっていた。
なんとか腕に力を入れその金の髪に触れると、隙間から更に色の濃い金色が姿を現し黒子を見つめる。
そこからやっと顔を上げ、黒子が伸ばした手を掴み、指一本一本に舌を這わせながら微笑んだ。

「大丈夫っスか?黒子っち。目が虚ろっスよ?」
「……こんな風に、したのは…誰ですか…?」
「そんな顔で睨んでも逆効果だってば。ちょっと声がガラガラっスね。休憩しよっか。」
「寧ろこの、まま終わってください……。」
「それはダメっスよ!まだまだ黒子っちに触ってたいもん!」

ベッドヘッドに置かれていたペットボトルを取り、水を口に含んだかと思うと、黒子の顎をあげて半開きになった口にそのまま唇を落とし、咳き込まない程度の量を少しずつ注ぐ。
黒子も渋々だがそれを受け入れ、喉を潤すことにすると、喉で笑われたのが分かり少しカチンときた。
小さなリップ音と共に離れる下唇に少し噛み付いてやると、目の前にある瞳が一層輝いた。

「黒子っち。続きしてもいいっスか?」
「いいですけど、これ以上舐めるのは禁止です。ふやけてしまいます。」
「了解っス!んじゃ最後に、黒子っちの飲んでもいいっスか?」

先ほど丁寧に舐められた指を見るとふやけており、その手を振りながら文句を言うと、手の甲にキスをされ、そしてお願いをされてしまった。
大きな金の尻尾を左右にブンブンと振っているような幻を見て、思わず溜息が出そうになるが今は控えておこう。あの感覚は未だに慣れておらず気は進まないが、OKをしなければ更に体中を舐めまわされるであろうことは予想がついた。ここは折れておいた方がいいだろうと思い小さく頷いてみせる。
すると、真っ赤な舌が整った唇を舐めるのが見え、とてもセクシーに見えた瞬間、性器に熱が集まるのがわかり慌てて手で覆い隠す。が、大きな手に阻まれ中途半端に勃起した性器がさらされた。

「あれ?黒子っち。何に興奮して勃起したんスか?」
「見ないでください!」
「可愛いな〜。ねぇ?舐めてもいいっスか?」
「もう好きにしてください!!」
「じゃ〜好きにさせてもらうっス!頂きます!!」

指の腹で性器を擦り付けた後、先端にキスを受けてから根元に吸い付かれて、性器が引くついたのが分かった。今度は裏の筋の部分を舌で強く押されながら先端に軽く爪が立てられ、悲鳴にも似た喘ぎが小さく漏れる。

「黒子っち。気持ちいいっスか?もうビンビンっスよ?」
「…人で遊ばないで…っ…くれますか」
「だってスッゲー気持ちよさそうなんスもん。でももっと気持ちよくしてあげるね。」

ニンマリと微笑んだ後、再び黒子の性器に舌を這わせ愛撫を開始する。その行動にホッとしながらも、下半身からくる快感に酔いしれる。金色の髪に指を絡めながら下半身を見ると、ちょうど金の眼と目線が合い髪をすくうように撫でると、眼の色を更に深め、黒子の性器を銜え込み両の手を胸にある突起に這わすと、同時に強く愛撫を仕掛けた。
その愛撫の強さに喉が引くつき、呼吸をするだけで精一杯になる。そこへ更に愛撫を続けられると喘ぎではなく、悲鳴が漏れることになる。

「ヒッ…ぁ…!」

金色の髪を力が入らない手で引っ張りながら、もう片方の手は胸の突起を愛撫している手に爪を立て中止を呼びかける。だが、愛撫は一向に収まらず、性器を銜え込んでいる口の動きは一層激しさをます。
黒子にとって、この状況は既に拷問に近く、早く止めさせようと必死に手に力を入れる。だがその瞬間、性器に舌が這わせられ、先ほどよりも強く先端に歯が立てられた。

「…いぁ…イ…ク…っ――――!!」

悲鳴のような喘ぎの後、背中を反らせ限界まで膨らんだ性器は射精を繰り返し、軽く愛撫をし続けている口内へと流れ込んでいく。
全身が痙攣し、余韻からまだ抜け出せていない身体に手を這わせられ、力尽きた性器を吸われ最後の一滴までも搾り取られる。
声は一切なく、聞こえてくるのは枯れた喉から発せられている空気音のみで、呼吸すらもままならない。
そこでようやく咥えられたままの性器が開放され、体全身の力が一気に抜ける。もうすでに心身ともに疲れきっていた。

「あらら。大丈夫っスか?黒子っち。そんなに飛ばしたつもりはなかったんスけど。」
「……去勢を…して、ください。」
「そんな殺生な!俺のチンコがなくなったら泣くのは黒子っちっスよ!」
「…いえ、寧ろ大喜びします。そんなものがついてるから悪いんです。」
「ヒドッ!それじゃ証明するっス!黒子っちはこれがないとダメだってこと!」




あまりにも酷い難産なため断念。
黄黒で迷ったのが、ち○こをちゅーちゅーされながら乳首を弄られる黒子か、挿入されながら足の指をしゃぶられる黒子が書きたかった。
青黒は、AVでよくあるほぼ逆さ状態での挿入で、自分のをかぶっちゃう黒子が書きたかった。
火黒はよくある噛みあとのマーキングと、まぁ言葉通りのやつ。
赤黒が一番迷ったんですが、女と出来ないように切り落とそうか的なものも萌えるなと…。

すみません。反省してます。めっちゃしてます。



(2012.10.03)



< 書いたけどボツったSSB

※このSSは話の途中で途切れており、完結していません。
 それでもいいという方のにお進みください。



キセキ黒(人物崩壊)

「テツくぅ〜ん…ク……サッ!!!」
「……え?」

男子ロッカールームの扉が勢いよく開けられ、中の熱気が一気に外へと放出された。
その熱気には汗と制汗スプレーとスポーツ飲料と食べ物のにおいが漂っている。
もうこれは悪臭を通り越しているのではないかと、扉を開けた桃井は死にそうな顔をして言い放った。
そして、臭いの感想の前に名前を呼ばれた黒子は自分のことだと思い、着替えたカッターシャツをにおう。

「臭いには気をつけているんですが……僕って臭いですか?」
「は?寧ろムミムシューだろ。」

近くのベンチに腰を下ろして昼の残りのパンを食べている青峰に質問をするが、カタカナの「無味無臭」が返された。

「無味という表現はちょっと違う気がするんですけど。」
「いや、舐めたことあるけど味なんてなかったぞ。」
「……君にはガッカリです。」

黒子はパンを貪っている青峰に白い目を向け、扉の傍に立っている桃井を再び見ると、桃井と残っていた他のキセキたちが黒子をジッと見つめていた。
熱を持った真剣な眼差しを受け、黒子は思わず後ずさりをすると、赤司がいつもより微笑を深くして、黒子に近づく。

「さっきの大輝の発言は気に入らないが、今は確かめる方が懸命だろう。なぁ、テツヤ?」
「赤司君……目が最高に怖いです。」
「大丈夫。捕って食ったりなんてことはまだしないさ。」
「『まだ』の所が強調されていて怖いです!」
「大人しくしていないとその白い喉元に噛み付くかもしれないよ?」

ジリジリと近づいてくる赤司の目は捕食者の目をしており、これ以上逃げれば本当に噛み付かれるかもしれないと黒子は危機を感じ、伸びてくる赤司の手を受け入れようと決意した瞬間、反対側のロッカーを使っていた黄瀬が大きな声と大きな音をさせながら近づいてきた。

「青峰っちと赤司っちばっかりずるいっス!黒子っち!俺も黒子っちの体を舐めまわしてみたいっス!!」
「……イケメンで変態とか残念過ぎます…さすがの僕もドン引きしました。」
「まだ堂々と発言する分、酌量の余地はあるが気持ち悪い。」
「舐めまわしたいとか…冗談は顔だけにしとけよモデル(笑)」
「口の端から垂らしているその汚らわしいものを早く拭うのだよ。」
「やっぱり黄瀬ちんは変態さんなんだ〜キモ〜」
「抜け駆けとかズルイ!ここは平等にいこうよ!!」

「「「「「(お前もか!!)」」」」」

黄瀬に非難を浴びせる中、桃井はプリプリと怒りながらキセキの輪に加わる。
黒子の目の前にきた2人からはいつも思う『美男美女』という言葉は全く当てはまらない。
口の端にヨダレを垂らし、目をギラギラとさせ手をワキワキと動かしながら近づいてくる。完璧に変態である。
その時、2人の背後から黄瀬には紫原が、桃井には緑間が羽交い絞めにして行動を阻止した。

「「どうして止める(のよ!)(んスか!)」」
「2人ともよくやった。調子に乗っていると1ヶ月間テツヤとの接触を禁止にするよ?」
「「そ、それだけはあああああ!!!」」

赤司の一声で2人は三つ指で額を擦りつけながら土下座をしながら泣いている。
それを見下ろしながら微笑む赤司の顔は正しく『魔王』である。


青峰は近くまで後ずさってきた黒子の腰に腕を引っ掛け、自分の膝の上に座らせる。
一気に近くなった距離を更に詰め、黒子の首筋に鼻を埋めてにおいを嗅ぐと、大きな舌を出して一舐めした後、唇を押し当てて吸い付いた。

「ん〜〜この前よりあめぇーかも?」
「……っ!?」
「お、首にアト付いたぜ〜。はは!ちょー目立ってる!やっぱ色が白いとめだつのな〜。」

青峰は一人ご機嫌に黒子の首筋を撫でながら自分が吸い付いた跡を突いていると、腹部に黒子の左肘がめり込んだ。
そして黒子は痛みで蹲る青峰の膝から降り、青峰の頭を鷲掴むと顔を上げさせて顔を近づける。

「テツ…なに」




青峰に黒子は無味無臭を言わせたかっただけ。
黄桃は大変変態になったけど、大好きだよっ!!

(2012.10.03)



< 書いたけどボツったSSA

※このSSは話の途中で途切れており、完結していません。
 それでもいいという方のにお進みください。



青黒 大学生パロ モブ視点。

「人数あわせで参加してもらう青峰だ。時間が時間になったら先に抜けるからよろしく。」
「どーも。テキトーによろしく。」

青峰の紹介中、合コン仲間は口をあんぐり開けて呆然としてる。
まぁ、確かに背がデケーは、目つきワリーは、肌が黒すぎるはでちょっと近寄りがたい感じはするけど、中身はマジでいい奴なわけよ。
でも今日は本当にラッキーだった!
マジで青峰の女神にいや、彼女である黒子に感謝!!

ご機嫌伺い的に青峰の様子を見ると、授業中によく見せる「ダリー」オーラがモンモンと立っている。
とりあえず、機嫌が最高に悪い訳じゃないからこのまま進んでも大丈夫そうだ。
明日、黒子にはバニラシェイクを好きなだけ奢ってやろう。


というわけで、現在合コンなう。
来てくれた女の子たちも最初は恐々と青峰に話しかけてたけど、結構人懐っこい奴だからすぐに打ち解けたみたいでいい雰囲気になってるぞ!よしよし。
このまま無事に終われば万々歳だ!と心の中でガッツポーズをした時、聞き覚えのある着信音が聞こえた。
時計を見れば約束の時間である21時前というところだ。
ポケットから素早く携帯を出し、操作をしだす青峰を見るとニンマリと笑っている。
ああ、はいはい。リア充爆発しろっっ!!!!!
とりあえず、今日はこの辺で帰してやるか。

「青峰。今日はもういいぞ。ありがとうな!」
「おう。また明「え?もう帰んのかよ?もう少し遊んでけって!」は?」

あ〜あ。やっちまいやがった…事前に連絡してなかった俺も悪いけど、青峰も簡単にキレんじゃねーよ!頼むから!!

「約束してたのは21時までだ。これ以上はありえねー。」
「なになに?彼女でもいんの?なら余計に今遊んどけよ!会ったら気ぃ張るだけだし。」
「何言ってんだテメェー……。チョーシこいてんじゃねぇーよ。」

青峰の機嫌が最高に悪くなった瞬間、俺の携帯が高らかになった。
慌てて携帯を取り出すと、「黒子テツナ」の文字。
俺はまだ女神に見放されてなかった!!

「もしもし黒子?!ナイスタイミング!!」
『何か嫌な予感がしたのでかけてみたんですが、よかったです。青峰君ですか?』
「そうなんだよ!このままじゃ血管ブッチンいく!助けてくれ!!」

俺はもう泣きながら黒子に縋った。
電話口から溜息が聞こえたけど、多分それは青峰に対してだから問題ない!

『青峰君に換わってもらってもいいですか?』
「よろこんでっ!」

俺は急いで立ち上がり、青峰に力いっぱい携帯を差し出した。
青峰は「あぁ?」みたいな怖い顔で見てきたけどいいんだ。もういいからこの電話に出てくれ!
俺から携帯を受取った青峰が受話器を耳に当てて「誰だよ」ってドスのきいた声で言った途端、黒子の声が聞こえたのか雰囲気がガラリと変わった。
本当に黒子様様である。

「まだなんもしてねーって!……ああ。…ん。………わかった。……ちゃんとして行くから待ってろよ!……ああ。じゃーな。」

通話を切り、携帯を返された。
表情を見ると怒りは収まったみたいで一安心。

「雰囲気悪くして悪かったな。ここで悪りぃーけど抜けるわ。カネは明日でもいいか?」
「え?あ、ああ!全然大丈夫だぜ。待ち合わせか?」
「ああ。明日の弁当の買出しだ。んじゃ、お先。」
「ああ、ありがとうな!」

少し不満げではあるが、参加してる奴らにしっかり詫びを入れ、俺を見た。
俺に向けた顔には怒りはなく、その代わり叱られた子供のような顔をしていてちょっと笑えた。
このまま帰せば黒子に迷惑がかかるかもしれないが、今はとにかく帰してやった方がいいだろう。
俺たちに背を向け去っていく青峰にお礼を言うとヒラヒラと手を振ってくれた。
本当にいい奴らだ。






合コン後(モブたちの会話文)

「マジで怖かったし!殺されるかと思った〜。」
「俺も俺も!あの目ヤバイだろ!?」
「自業自得だろ?ほんとアイツから電話がなかったら死んでたぞ。」
「その『アイツ』って青峰の彼女?」
「ああ。中学から付き合ってるらしい。今は同棲してるって。」
「マジかよ!え?マジで俺ら余計なことした?」
「だからそう言ってんじゃねーか!青峰は彼女にゾッコンなんだよ!携帯で話してる時のアイツの顔見たら分かっただろうが!」
「ああ〜確かにユルユルのダルダルだった。」
「だろ?ああ…お前らのせいでもう付き合ってくれないかもしんないじゃん!」
「マジで悪かったって!!」




合コン参加依頼(青黒+モブ)モブ視点

昼休み。俺は土下座をしていた。
それはなんでかって?もちろん利己的な理由があるからだ。
今日、行う合コンに連れが一人来れなくなり、人数不足で困ってる。なんていう理由だ。
どうしようかな〜と悩んでいた時に偶然、コイツらを見つけた。
どうやら今日の俺はついてるらしい。ちょっと片方を説得するのは骨が折れるが、なんとかしてくれるだろう。
というわけで、現在に至る。

「頼む。この通り!!」
「顔を上げてください。そんな風にお願いすることでもないですよ。」
「テツ!俺はゼッテェーいかねぇーぞ!!」
「友達を助けると思って行ってください。こんなにお願いしてるんですから。」
「なにドードーと浮気OK宣言してんだよ!俺はイヤだっつーの!!」

コイツらとは恋人同士である青峰と黒子だ。
俺は大学からの付き合いだが、イチャイチャを超えたイチャイチャっぷりを見せ付けられ目に痛い。
そんな奴らに何お願いしてんだって話だけど、他に捕まらないんだから仕方ない。
それに俺には強い見方!いや、女神がいる!!
その女神もとい黒子は青峰に後ろから抱き込まれながら、静かにシェイクを飲んでいるが、その反対に「イヤだ」の一点張りの青峰は、首を振りながら黒子の肩に顔を埋めている。

「頼むよ青峰!俺を助けると思って!」
「うっ……い、イヤなものはイヤなんだよ!なんでテツがいんのに他のケバイ女と会わなきゃなんねーんだよ!」
「失礼ですよ。青峰君。なんだかんだ考えず、遊びに行くと思ったらいいんです。」
「その遊び中にもしなんかあったらどうすんだよ!考えただけでも気持ちワリー!!」

確かに彼女がいるのに合コンなんて!とは思うが、青峰は心底イヤなんだろうな。
このままじゃ無理かと思った時、黒子が後ろを振り返り、青峰の頬に手をやって、こっちから表情はわからないけど、フンワリと笑ったのが雰囲気でわかった。
そして、静かに一言一言大事に青峰に届ける。

「大丈夫ですよ。僕は青峰君を信じてます。君はそんなことは絶対しません。」
「いや、そりゃそーなんだけど…。」
「ね?今日くらいは友達と遊んできてください。その代わり、帰ってきたらギュってしてください。約束ですよ?」
「約束なんていらねーよ。もうゼッテー離さねぇーし。」

青峰は壊れ物でも抱きしめるかのように黒子をギュッと抱きしめて、黒子も青峰の背中に腕を回して抱きしめた。
そんな2人が出す雰囲気はとても、とても「幸せ」を噛み締めているようだった。

「という訳で、本日OKです。」
「……ほんとにごめんな?黒子。お礼はしっかりさせてもらうから。」
「マジバのバニラシェイクで手を打ちましょう。」

俺に見えるように表情を緩めた黒子の顔は、正しく女神だった。
その顔に笑い返すと、次は鋭い視線が飛んできた。
青峰は黒子を抱えたまま、俺の方を見て威嚇をしている。
大丈夫。お前たちの間に他人が入れる隙間なんて微塵もないから。

「で、合コンって何時からだ?」
「ああ、19時からの予定だけど?」
「んじゃ、それまでバスケしてるわ。んで、行く前にテツを家に届けるからな。」
「僕は一人でも帰れますよ?」
「お前だけで外を歩かせるとかありえねぇーって。んで、タイムリミットは21時までだ。いいな?」
「了解!本当に悪いな!んじゃ、体育館で!」

今日の俺は最高についてる!!





合コン後の待ち合わせ(青黒←キセキ)

(待ち合わせ時間まで時間がありますね。こっそり本屋さんにでも行きましょうか。)

青峰よって家に帰されたはいいが、約束の9時までには少し時間がある。
洗濯物も取り込み、夕食もすませた。となると、後は暇な時間ができあがる。
汗を吸った服を脱ぎ、動きやすいワンピースに着替えて財布と携帯だけを持ち、本屋へ行くことにした。
その時、携帯が震え『赤』のランプが点る。
メールではなく、電話用のバイブを止めるため、通話ボタンを押して耳にあてる。

「こんばんは。赤司君。こんな時間にどうしたんですか?」
『こんばんは。テツナ。久しぶりにテツナの声が聞きたくなってね。今大丈夫か?』
「大丈夫ですよ。ちょうど暇だったので。」
『珍しいな。大輝はいないのかい?』
「はい。合コンに行ってます。」
「………。」
「赤司君?」

電話越しだが、ゴソゴソと音がしたと思えば沈黙の後、赤司がこう告げた。

「今から迎えに行くからちょっと待っていろ。」

そして、通話は切られた。



合コンをしている場所からすぐの所にあるカフェで待っているというメールが来たとき、青峰は頬が上がったのがわかった。
我慢に我慢を重ねてやっと帰れる!とガッツポーズをきめて、足早にカフェを目指す。
近くにあったカフェに辿り着き、そとから中を伺うと水色の周りをカラフルな色が囲んでいた。
楽しそうに話し込んでいるようで、黒子は頷きながら時々笑っている。
その顔を見た瞬間、青峰はカフェのドアを勢いよく開けて中に飛び込んだ。

「テツ!」

大きな声で名前を呼ぶと、水色と4つの色が振り返り、手をヒラヒラと振る。

「お前らなにしてんだよっ!!」
「それはこっちの科白だな。大輝?こんな時間にテツナを一人外に出すなんて何をしていたんだ?」
「青峰っちのこと見損なったっス!黒子っちが変な男に捉まったらどうするつもりなんスか!?」
「そうなのだよ。こんな時間に一人などど。だからお前はダメなのだよ。」
「でもよかったね〜俺たちが黒ちんのこと守っててさ。」
「………。」

「俺だって好きで一人にしたわけじゃねー!」とギロリと睨みつけると、4人に睨みつけられ青峰は口をつぐみ、4人に囲まれている黒子を見ると、眉を八の字にして珍しく表情を変えている。

「一応事情は話したんですが、納得してくれなくて…青峰君が悪いわけではないのにすみません……。」
「ああ、別にいいって。それよりも無事でよかった。」
「はい。ここに着てすぐに赤司君に見つかってしまったので問題は特にあり「店員に電話番号の紙を渡されていただろう?問題大有りだが、いつも通り処分はしておいたから安心しろ。」
「お、おお……。」

ニッコリと爽やかに微笑む赤司を見ながら「とりあえず助かった」とだけ伝えておく。
昔から処分したものとされたものについては詳しく聞かない方がいい。

「んじゃ、テツ!買出し行くぞ。」
「はい。」
「買出しってなんスか?明日の晩御飯とか?」
「いえ、明日のお弁当です。できるだけ身体にいいものを作りたいので。」




大学生パロでした。
ただお互いが好きで、ちょっと依存してる感が書きたかっただけ。

(2012.10.03)



< 書いたけどボツったSS@

※このSSは話の途中で途切れており、完結していません。
 それでもいいという方のにお進みください。


青(→)←黒+桃 帝光時代
黒子テツナちゃん 青峰に片思い中
黒子と桃井は親友(?)
青峰も無自覚にテツナに片思い中。
その片思いに気づいたときには他のキセキがライバルだった。



黒子と桃井の関係


<黒子視点>

この恋は叶わないと分かってからどれくらい経ったのだろう。
諦めの気持ちを持ちながら、それでもひっそりと燃え上がるこの思いを抱えたまま今日を過ごしていく。
苦痛と幸福の狭間で生き続けるのは、心身ともに辛いものがある。
だが、どうしても彼―――青峰大輝を目で追ってしまう。
もうこれは一種の病気だと思った。

体育館へと続く渡り廊下を歩いていると、複数の笑い声が聞こえてきた。
その中から青峰の声を聞き取り、足が自然と声がする方向へと歩きだすのを止められず、体育館横にある水飲み場に近づいた。
そこには複数の男子と、それに囲まれている青峰が水をかけ合いながら遊んでいた。
子供らしい顔で笑っているその姿は、自分が恋に落ちた時のものと同じで、一気に鼓動が早くなったのが分かった。
そんな自分に対して、乾いた笑いしか出てこない。

いつまでもその場にいるわけにもいかず、早々に立ち去ろうとした瞬間、背中に柔らかい感触と衝突された時の痛みが襲ってきた。
そして、甘い香りにギュッと抱きしめられる。この香りと温もりは知っている。

「桃井さん…背中が痛柔らかいです。」
「ごめんね。でも、どうしても抱きしめたくなって……」
「……っ」

耳元から聞こえる声はとても優しく、僕のこのクスミきった心には本当にもったいない。
ギュッと抱きしめてくれている腕に手を乗せ、小さく「ありがとう」と呟いたが彼女には届いただろうか?
彼女の腕を解き、正面に立って顔を見ると色んな感情が入り混じっていて、申し訳ない気持ちになる。桃井さんには笑顔がよく似合うから、僕のせいでそれが曇ってしまっている。本当に僕は馬鹿だ。
僕は桃井さんの両手を握り、今出来る精一杯の笑顔を見せる。

「僕には桃井さんがいます。だから大丈夫ですよ。」
「テッちゃん……いつでもいいの。どんなことでもいいの。私にはテッちゃんを教えてね?」
「ありがとうございます。僕にも桃井さんを教えてくださいね。」
「テッちゃん。大好きだよ!」
「僕も大好きです。桃井さん。」

再び甘い香りに抱きしめられたが、僕も精一杯抱きしめ返した。
彼女に出会えて本当によかった。




<桃井視点>

辺りが真っ暗になった頃に部活は終わったけど、まだ自習練をする人と、後片付けが残っているマネジだけが残ってる。
そんな中、上級生に押し付けられたボトル洗いを一人でこなしてる私。
項垂れていても仕方ないと思っても、一人でやりきるにはちょっと量が多すぎる気がする。
グダグダ考えるのをやめ、手だけを動かしていると小さな足音が近づいてきて、顔を向けるとそこには先に帰ったはずのテッちゃんが立っていた。
肩を上下させ息をしながら私の傍まで小走りで近づいてくる。

「テッちゃん。先に帰ったんじゃなかったの?」
「いえ、桃井さんと一緒に帰りたくて捜してました。ボトル洗いですか?僕もお手伝いします。」
「そんないいよ!これは私の仕事だし。」
「でも、この量を一人ではさすがに無理ですよ。2人でやれば早く終わりますから。そしたら一緒に帰りませんか?」

普通ならば嫌がる仕事も平気で手伝ってくれて、一緒に帰ろうとまで言ってくれる。
本当に優しい優しい女の子。だからどこまでも応援したくなるし、支えたくなる。私に出来る精一杯のことを彼女に捧げたくなる。

「ありがとう…テッちゃん。」

小さな声で呟いたつもりだったけど、テッちゃんには届いたみたい。
だって、すごく可愛い笑顔を見せてくれたから。
私の大好きなテッちゃん。本当は大ちゃんなんかにはあげたくないの。

ううん。本当は誰にもあげたくない。私だけのテッちゃん……なんて無理な話。



<青峰視点>途中

なんか最近、さつきが笑うようになった。
中学に入ってバスケ部のマネジをしだした頃からちょっとずつ笑わなくなってたのに。
夏休みが終わった頃から鼻歌を歌ったり、スキップしたり、気づいたら教室にいなかったり帰ってきたと思ったら顔が気持ち悪いことになってたりする。
俺から見れば気味が悪りぃけど、ずっと暗い顔してた頃よりかはだいぶいい。
センサクすんのは好きじゃねぇーけど、でもちょっと気になるじゃん?
だからタントウチョクニュウに聞いてみた。

「さつき。お前最近いいことあった?」
「急にどうしたの?大ちゃん。」
「いや、最近のお前、ちょー浮かれてるからキモくてさ。」
「ちょっとそれ酷くない!?そんなこという大ちゃんには教えないもん!キモくていいもん!」
「ウゼー……。」

それから俺たちのいつも通りのクチゲンカが始まって、話は途中で流れた。
さつきのことなんてどーでもいいけど、気になったらとことんまでツキツメタクなる。
だから俺は、帝光中の『マオウ』に心当たりはないか聞いてみることにした。

「なぁ、赤司。ちょっと聞きたいことがあんだけどさ。」
「珍しいこともあるもんだ。僕で応えられることならば幾らでも応えよう。」
「サンキュ。あのさ、最近さつきのやつが浮かれててキモいんだけど、なんか心あたりはねぇーか?」
「それは僕も気になっていたんだ。夏休み後くらいからだったか?」
「ああ。さつきに聞いても教えねーのイッテンバリだからさ。お前ならなんか知ってっかな〜と思って。」
「なるほど……。僕も気になるから少し調べてみようか。分かり次第を連絡するよ。」
「おお!頼むな。」

あの赤司でもわかんねーことってあんのか。さつきスゲーな。
てことで、赤司にチョウサしてもらうことにした。もちろん俺もさつきをカンサツするようにする。
メンドクセーけど、気になってしかたねーからしょうがない。ガマンするか。

それから2日くらいたって赤司に呼び出された。
一枚の写真を渡されてそれを見ると、ピントがあってない中にさらにボンヤリと帝光中の制服を着た水色の髪の女子が写っていた。

「コイツがさつきが浮かれてる原因か?」
「そうらしい。残念ながら顔は撮れなかったが、その姿を撮れただけでも上出来だ。」
「は?それどういうことだよ。」
「彼女は普通の人と違い影が極端に薄いようだ。だが、名前とクラスはわかった。名前は黒子テツナで、クラスは1年C組だ。」
「ふ〜ん。」
「会いに行くんだろう?」
「ああ、ここまできたら会うっきゃねーだろ。」

ということで、俺たちは放課後、部活前にケッコウすることにした。


「いい情報を手に入れたよ。黒子テツナさんは最近、バスケ部の練習を見学しているようだ。」
「へぇ〜。んじゃ、練習中にさがせるな。」
「言っただろう。彼女は極端に影が薄いんだ。見つけるのは至難の業だよ。」
「ん〜〜。んじゃやっぱキョーシツに乗り込むしかねーか。」
「とりあえず今日は練習中に捜してみるよ。お前は多分忘れるだろうからね。」



変な所で終わってますが、許してくださいっ!!
片思いをしてる黒子を幸せにしてあげたかっただけ…なのよ〜〜。


(2012.10.03)



< 生命反応確認。

大変お久しぶりです!
うわ〜1カ月も更新してないとかなんなの?
本当に申し訳ありませんっ!!
日記も更新しない。SSも更新しない。なんなの??
SSは難産すぎてちょっと飽きてしまいました…テヘペロ☆
ボツものでもよければちまちま載せていこうかと思います。
支部にも載せる気なのでよければそちらもお願いします!

あ〜早く兎虎を見に行かなくては…。
虎徹さんのエロ腰を早く拝みたい。

そうだ!10月からヨナのターンだっ!
よしよし。予約の準備をするのだ!

生きてます。

獅柳

(2012.09.27)



< この衝撃。どう伝えよう…

今日、仕事場のエアコンから大きなクモが「ボトッ」という効果音とともに落下してきました。
これは人生で最大の嫌がらせだと思った。
家庭によくあるエアコンである。
その中から…その中からボトッて!
逃げる瞬間に視界に姿を見てしまった…ああ、不運。
そのせいで一気に疲れました…朝だというのに……。

そういえば、SSの引っ越ししてないや。
どこからだっけ?

獅柳

(2012.08.22)



< どうして僕の手は君に届かない…

「Fallin'Angel」が青←黒にしか聞こえない件について。
青峰開花時の黒子さんの心境過ぎて泣く。
すみません。ファンの方。本当にすみません。
悪気とかさらさらありません。
寧ろ自分もファンです!!

ヘタな妄想ばかりしてっからこんなことになるんだよ…。

日記がけっこう放置になってますが、その件についても本当にすみません。
でもちょっとの間は留守にします。
ゲームを久しぶりに買ってしまって…廃人してます☆
11月中も多分廃人生活です。
そろそろピクシブチェックしないと…

獅柳

(2012.08.14)



< 8月2日のおめでとう

を形にできないっ!!
火神おめでとーーーーー!!!!
マジ愛してる。早く黒子と結婚しろ。末永く爆発しろ。
あ〜誕生日SSとかささっと書けるくらい上手くなりたい…。

あ、そういえばSSを移動しないと…今思い出した……。

で、宣言通り更新してみる。
ちょーと夜についての描写があるのでご注意ください。
リア充爆発しろ。





誠凛高校 バスケ部 部室にて


練習も終わり、部員は流れてくる汗を適当に拭いながら部室に入る。
入った途端、豪快にTシャツを脱ぎ捨て下敷きで風を起こしながら着替えにとりかかる。
部室の中に扇風機があれば団子になりながら冷をとるだろう。
そんな中、火神はいつも通りタンクトップを脱ぎ、隣にいる黒子に視線を送りながら適当に汗を拭っていた。
その時、腕を叩かれ思わずビクリとオーバーに反応してしまい、叩かれた腕の方を見ると、キャプテンである日向が呆れたような顔で火神を見ていた。
今日は特に問題という問題は起こしていないはずだと思い、日向に向き直るといきなり胸にグーパンを食らわされた。

「…っ!何すんだよ…ですか!!」
「うっせーよダアホ!リア充は死ね!!」
「はぁ!?どういう意味だよ…ですか!」
「なんでこんなバカがモテルのか謎だな…。」
「は?」

日向は呆れながら火神を見上げ、溜息をついた。
頭の中はダメだとしても、見た目だけでどうでもなるとまでは言わない。
確かに性格も仲間思いで熱い奴ではある。それに、10代にしては逞しい身体をしているから女は食いついてくるだろう。そう思うと日向は悔しくもあり当然かとも思う。

「だがな!顔がよけりゃーモテルなんて世界は認めねーからな!」
「何言ってんだ…すか?」
「火神…お前の背中にある傷に日向はイライラしてんだよ。」
「背中に傷?」

背中に傷が出来るようなことは一切していないが、試しに背中に手当てても何の感触もない。
首を傾げながら触れる範囲を更に触るがなにもない。
何もないことを告げようとした瞬間、肩甲骨の部分を強く押され軽い痛みが走った。

「痛ッテ!」
「伊月が言ってんのはここだよ!なに男の勲章見せびらかしてんだコノヤロー!!」
日向にグリグリと容赦なく傷を刺激され、そういえば昨日の風呂の時も痛みが走ったなと思い出した。
「部活があるから程々に」が掟の夜は、挿入なしの素股や2人同時に手で抜いたりするから身体に過度の負担はない。
だが、セックスの時は必ず背中に手を回させ、掴まるようにしているから多分その時につけられたものだ。

「何思い出し笑いしてんだ!マジでシメルぞっ!!」
「痛テッ!」
「日向もっとやれ!少しでもイケメンは滅ぶべきだ!」
「火神なんてEDになって捨てられろ!」

今までの会話を聞いていた部員たちは思い思いの言葉をぶつけてくる。
何がそんなに悪いことなのか分からない火神は、滴る汗をそのままにTシャツを乱暴に着て、着替え終わった黒子の手を引いてその場から逃げ出した。

慌てて部室を飛び出してきたせいもあり汗が次々と流れてくる。
振り返ると息の荒い黒子と目が合い、なぜだか照れくさくなり目を逸らしたその時、握っていた黒子の手に力が入り少し腕を引かれる。

「僕のせいで迷惑をかけてしまいましたね…。すみません。」
「なんでお前が謝んだよ!俺がそうしろって言ったんだからいいんだよ。」
「でも…。」
「マジでいいんだって。キャプテンも言ってただろ?背中の傷は男のクンショーだって。それに、入れる時はお前に痛い目ばっかみせてんだからオアイコだ。」

火神は照れたように笑いながら、黒子の手を握り締めた。
確かに慣れない性行為で黒子に痛みを与えているのは事実で、それが申し訳なく思う部分もあるが、本心はそれだけじゃない。

(お前に抱きしめられるのが好きだって言ったらお前はどんな顔すっかな?)



fin

獅柳

(2012.08.02)



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