媚薬なHONEYI


焼けつくように熱く感じる。
ぎゅうぎゅうに後孔にうまった優斗さんのものは硬くて、少し動くだけで電流のように刺激を頭ん中まで送ってくる。

「……ん……ぁ、っん」

深いところまで挿入されたそれが、もっと奥にいくように優斗さんが腰を押し付けてくる。
もう本当にまじでやばい。
本格的に動き出されたら絶対すぐイク自信ある!
挿れたばっかりでもいいからイキたいし、イってもきっとまたすぐに復活するような気もするから早く動かしてほしい。
俺も腰を優斗さんに押し付けると、腰に置かれた手がそっと撫でてきて、片方の手がさっきまでと同じように俺の息子を握ってきた。

「ンッ……ゆう、とさん……っ、もうイキそう」

触られただけでくすぶってる吐射感が増す。
腰だけを持ち上げられている俺は枕をつかみよせてしがみつきながら肩越しに優斗さんを見た。

「もう?」
「うんっ、だって、きもちいい……ッんあ」

ずぶずぶと優斗さんのが抜け出ていく。
その感覚に背筋が震えて、そんですぐにまたゆっくり挿ってきて、背中がしなる。
きっともう、イク。
でもやっぱりすぐイクだろうけど、もっと激しく揺さぶってほしくって、目で訴えたら優斗さんが目を細めて力強く腰を打ちつけてきた。
俺の希望通りに肉と肉がぶつかり合う音が響くほどの律動がはじまる。
ぐちゅぐちゅ、ローションが結合部で泡立つ音が響いてくる。
俺のものは撫でるように扱かれてて、それだけでももういつ爆発してもおかしくないくらいに膨張してた。

「んっ、ぁあ、ん」

いつもより声が出まくって、目の前がチカチカして、あっという間に絶頂の波にのる。
もう少しで、イク。
頭ん中が、身体中が痺れて、迫ってくる絶頂感にゾクゾクする。
ああ、もうまじで気持ちいい。
もう、イ―――……。

「ん……っあ、……ん、ン、イッ!!!??」

あと2歩、3歩、って、瞬間。
ずるり、と優斗さんのものが全部抜けて、俺の息子の根元がギュッと掴まれた。
喪失感、と、きつく掴まれて痛みに眉が寄る。
イキかけてた身体は決定打を失って、絶頂には足りないけど微妙に疼いて震える。

「な……んで……っ」

もうイクところだったのにー!
涙目で優斗さんを見ると、優斗さんはやっぱり優しく微笑んでて。

「まだ、ダメだよ。一晩中するんだよね? あんまりイキすぎたら疲れて寝ちゃいそうだし。俺がイイっていうまで、我慢してね?」
「……」

うん、優しい笑顔で。
微笑んでる―――はず、なんだけど。
いつもならイかせてくれるのにって半べそになってたら身体を反転させられて、息子の根本握られたまま正常位でゆっくり、ゆっくり優斗さんのものがまた挿ってきた。

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