思いの外、長くなったんで分けました;スミマセン; ■「さいごの雨宿り」 まさかの後日談でほくほくしながら読み進めました! 「くらやみの〜」がシリアスなお話だったので、反動でだいぶウキウキしてます。みんな幸せになってるしね! もう読み進めて行って、あっちこっちにツッコみたい衝動に駆られました!(笑) トトロって…!(笑) 確かにあんな傘さしてたよ、トトロ。ていうか、この世界に傘はないんかい! …って思ったんですが、羅貫が来る前は雨なんて降らなかったんでしたっけ。でも大トロとか中トロは寿司ですよ!傘じゃないよ! ああいやなんかもうみんな可愛すぎる。雨の中で髪を洗いたいとか、足ぬらして「気持ちいい」とかもう和む和む。ダメだ、読み進めながら顔がにやけます(笑) 味噌とか醤油とか作ってるんですね。料理関係は羅貫譲りなんだろうな。けっこう献立とか細かく考えてそうだ。いいなあ、共同生活。わいわい楽しそう。 そして相変わらず、「主匪!主匪!」ってぱたぱた駆け寄ってお伺いを立ててる秋市が本ッ当に可愛いわ微笑ましいわ。小さい時から変わってないんだよなあ。秋市。 成重さんはすっかり主婦な感じに…。ていうか、三重ちゃんの誤解は相変わらずか。てか、重雪様にも報告されてて黙認されてるならとか想像して、盛大に吹きました(笑) 多分、相当重雪様は困惑されたはず。三重ちゃんに成重さんと灯二のことを話されて、困惑している光景が目に浮かびます。。最終的には息子の幸せを思って認めてくれるんでしょうけど。 金隷の警備隊の面々のその後も描かれてて嬉しいです! 我刀さんや如鷹さんが元気そうで何よりです。しかしにゃんこ達、品評会か!(笑) にゃんこ達の意見にはほぼ同意です!開弥さんのあのゆるりとしたウェーブヘアはいいですよね!そして我刀さんたちの浴衣姿はカッコよくて似合ってますよねvv 日長さんの髪下し姿はぜひ拝んでみたいものです(ロン毛愛好家として)。 白琵は何か髪型の所為か時代劇の町娘に見え……。落ち着いた感じになったので、余計そう見えるのかな。 秋市たちとは相変わらず仲良しさんで、見てて楽しいです。「この仕事おれ達に任せてくれたんだ」のとこのやり取りとか可愛いなー!けっこう頻繁に行き来してるみたいで、色々想像してにやけてます。 みんなで一斉に鈴を鳴らすシーン、綺麗ですね。音が聞こえるよう。 鈴雷さんもまだ見守ってくれてるんだなあ。 重雪さまもすっかり穏やかな雰囲気になりましたね。ちょっとだけ、閧志さんや三重ちゃんと話してるシーンが見たかったかも、と思います。 夜明さんは…えらい艶っぽく美しくなったような!?表情が大人っぽくなったからかなあ。葎可さまの治療は上手く行ってるみたいですね。この分だと葎可さまの目覚めもそう遠い話ではなさそうで良かったです。 そんでもって金隷と皇子―――ッ!! 金隷の「帰ろう」という言葉に対して、嬉しそうな反応を返す皇子が可愛くてたまらんです。歩くのが楽しいとかいいな。前だったら絶対にそんなこと言わなかっただろうね。 そういや、イラストカットで毎日金隷に「私の名前、決まったー?」って聞いてるらしい皇子に吹きました。ああんもう、本当に可愛いんだよ。ホントいっそ、2人で決めたらいいよ。 羅貫と千艸はこの分だとわりと頻繁にこっちの世界に来てる感じなのかな。 羅貫たちのことを深く知る人々とは、ずっと交流があるみたいで良かったなーとホッとしてます。羅貫の生きる世界は地球だけど、こっちの世界の人との交流は絶やさないでほしいな…とか勝手に思ってます。もう家族みたいなもんだし。 それにしても改めて大団円だったんだなー…としみじみ思いました。 杉浦先生の描くお話は、魔物もS◇も、壮大なおとぎ話ですね。むかしむかし、で始まって波乱万丈があってハッピーエンドで終わる。読後感が明るくて爽快でいいのも、先生の作品が大好きな理由です。 ■番外編感想 【伝説の一部】 本当に虹はどんな単語を覚えているのだ(笑) 羅貫のイメージがなんか面白い方向に行ってしまうよ。つーか手錠が形見とか…自分だったら絶対に嫌だわー。他に何かなかったんだろうか。 【なじみました】 千艸さん……虹じゃないけど、本当に新妻みたいよ…。 後ろでさり気なく「イイナー」って言ってる成重さんに萌え。携帯を使うのを楽しんでる灯二にも萌え。 羅貫のツッコミは相変わらず的確で笑えます(笑) 虹は来るたびにTV見たりPCやったりしてるのかな?学習能力半端ないですよね? PCゲームをDLして遊んでたりとか…。その順応性はすごいわー。 【ちなみに灯二は〜】 チグサッサ(笑) ああ、そういう経緯で「千艸兄さん」とか呼ばれてるんですね。 成重姉さんは勘弁してあげてー!まああんな綺麗な人だから気持ちは分からんでもないがな! 「灯二くん」はあってると思います。同年代で一緒に騒げる友人っぽい感じが出てていいな。 羅貫の友達とも馴染み深くなってく3人(つか、警備隊の他のメンツもあってる可能性あるのか…?)にちょっと和みました。いいな。こんな交流も。 ** 本当にこれで最後の最後なんだなあ。 とても寂しいです。もっと彼らの物語を読んでいたかった。 でも物語は終わってしまったけど、ENDマークのその後の彼らの生活とかを空想するのも楽しいので、彼らはこの空の下のどこかで、今も元気に暮らしてるんだろうなあ…とたまに考えてみようかなあ、と思います。お話(二次創作)とかね、形にできればいいんですけどね。 自分にとって、宝物のような物語でした。この先もずっと大事にしたい作品です。杉浦先生、素敵な作品を描いてくださってありがとうございました。 <Back> |