ksxx5

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哀願



「最近、葉柱さん見ないスけど…」


最初に言ったのは誰だったのだろう。
思えば、先週辺りから姿が見えない気がする。


「……………」
「……………」


一瞬、銀さんとツンさんの周りの空気が冷めた気がした。































* * * * * *

































「ルイ…」
「も、っ…やめて・くれ…ッ!」


気が変になりそうだ。
今がいつなのかも分からない。
分かっているのはヒル魔の体温。ただそれだけ。


バシッ…


また、だ。


「んだよ、てめぇ。あんだけ言ったよな、あ゙?」


前髪を掴まれて無理矢理ヒル魔の方を向かされる。
―――何度目?


「てめーには言っても分かんねぇみてーだな」
「んなこと‥っ、「うるせぇ喋んな」
「ヒル魔ッ…!」


バシッ、と平手打ち。
もう、ヒル魔は銃を俺に向けたりはしない。その代わり、殴ったり蹴られるのは日常みてーになった。


「いたい、っ…やめてヒル魔‥」
「てめーは黙って腰振ってりゃいーんだよ」


バシッ、とまたケツを叩かれてヒル魔が動き出す。
ぐちゅっ、ぐちゅ…、とろくに慣らしもせずローションを塗っただけの後孔から卑猥な音が聞こえる。


「ぃ、ッ…!」


剥き出しのコンクリに声が跳ね返って耳に届く。


「ぅァ…っ!」


自分が立てた爪痕と血と、精液がうっすらと涙で霞んで見えた。


「あ゙ぁあぁああ……‥‥‥!」


死なねぇ程度に壊してやる…そう聴こえた気がした。









Fin.

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