色香
じーっと見てるとその変化が楽しい。
俺が珍しく賊学に来てるからかいきり立ってる奴らの戯れ言なんざ無視して只ひたすらニブチンだけを見る。
「葉柱さぁん…」
「?」
「……あの…、ヒル魔…なんで…いるんすか?」
「あぁ、なんか今日は泥門部活休みらしくてなー待ってるってゆーから待たせてんだけど…やり難い?ちょっと待ってろ」
あ、こっちくる。
「なんだよ」
「中で待っててくんね?」
「あ゙?見てちゃ悪ぃのか」
「なんかやり辛いみてぇ」
「しょうがねぇなあ、」
お前の"オネガイ"には弱ぇんだ、知ってんだろ?
「わり、サンキュ」
「ケケケッ、気にすんなよ。後で奉仕させっから」
「……!」
色っぽく頬を染める葉柱。
…たまんねぇな。
軽くキスしてパソコンを取り出す。
………何させようか。
Fin.