ksxx5

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メリクリ




「…………………。」


あー畜生。思ったより早く起きちまったな。
枕元のデジタルの電光を見て、次に隣に目を移す。
気持ち良さそうにぐーすか寝やがって。間抜け面の葉柱の頬を引っ張るとうぅん…とよくわかんねー単語で呻いた。


「………………」


青白い鎖骨に散らばる鬱血痕。指でなぞると微かに反応した。
ここやべぇな。隠れるか微妙。まあいいか。
昨日なあ…窓際で立ちバックでヤッてから騎乗位で乗らせた。乗るときに出したモンが溢れて…エロかったなあ。
俺が動かねーと焦れて甘えるようにねだられんのも悪くねぇ。でも俺は大概酷い奴だから暫く放っておく。そしたら拙い動きで快感を追おうとする、それがまたエロくてやらしい。
あーなんかヤりたくなってきたな。なあ葉柱。
思い始めて行動に移る。
起こさない程度に唇に触れるだけのキスをして突起を弄くる。
俺が弄りまくって開発した乳首はツンと上を向いて勃ってる。
舌を出して舐めれば葉柱が熱い吐息を漏らす。
赤く熟れた乳首が濡れてやらしい。
軽く歯を立てるとビクッとして、寝言かもわかんねぇ言葉で喘ぐ。
突起に吸い付いて少し噛めばあっ、って声が聞こえた。
顔を見てみるけどまだ起きねぇみてぇ。
……挿れちまおうか。
葉柱のチンポはだらしなく乳首の愛撫だけで涎を垂らしてたし、後ろもヒクヒク痙攣して昨日出したものが潤滑油になって簡単に挿入りそうだ。
俺は言うまでもなく臨戦態勢に入ってて、朝勃ちってことにしとこうと思う。
軽く指で中を掻き回してからチンポを挿れる。結合部からジュプッとやらしい音がして、昨日の名残がたぶん漏れた。
ゆっくり奥に腰を進めていくと締め付けてくる。


「んん…っ…あっ、ん」


奥まで挿れてから腰を引いてそれを繰り返す。徐々に動きを速くするとやべっ、イきそう。


「――――っ、く……」

































* * * * * *



























「あっ、あ!あぁッ…ん」


自分の喘ぎ声で起きた。目を覚ますと自分がデケェ声で喘いでいて、夢心地。
わけわかんねーまま喘ぎ続けると、短い呻き声が聞こえた後、腹ン中が温かくなった。
そして中の圧迫感がなくなった。


「………おはよ」


くたっ、と横に倒れ込んで来た憎き恋人は前髪が額に少しだけ張り付いてセクシーだ、とか思っちまった。


「…………せめて起こせよ…」


ヤるんならさあ。一応、俺だって気持ち良く感じてぇし。


「んー…」

「お前まさか眠くなってるとか言うなよ?」

「………。なにお前ヤりてぇの」


今終わったばっかなのに?って。


「……………」


黙ってるとヒル魔がニヤリといやな笑みを浮かべた。


「イッたみてぇだけど」


チンポの先をヌルリとヒル魔の指が滑る。


「…っ」


変な声出そう。


「俺もういいかな」


そう言ってぱっ、とやらしくチンポを触っていた指を離してベッドから出ようとするのをつい腕を掴んで引き止めた。


「………。どした?」


気付いちまった、けどどうしようもねぇ。


「…も、1回…」

「……1回でいいのか?」

「……………」


そう言われるとわかんねぇ。でもとりあえず1回、そう言うとねちっこいキスをされた。






















































「〜〜〜ベッドから、出・れ・ね・ぇ・じゃねぇかっ」


この…!無茶苦茶ヤりやがって。


「だから悪ぃって言ってんだろ」


「…カッ!」


もうやだ変態。


「‥‥しょうがねぇだろ、あんま煽んな。つかお前がもっとって…」


今日知ってる?イルミネーション見に行こうって言い出したのお前だぜ?
何気に楽しみだったのによー
当の本人忘れてんのかワザとか。


「ちっ……早くケンタ買って来いよー」


パーティーバーレルな!1番高いやつ。確か予約してたよな?


「…取り置きだから夜でもいい、心配すんな」

「………ッ!」


ケーキも食いたいなあ、なんてぼんやり思っていたら微かに痛みがやってくる。


「どした?」


布団に潜って後ろに手を回すとぬるぬるしたもんが手に付く。
左手で開いて右手で掻き出すと中からヒル魔のザーメンがたっぷり流れ出て行く。


「風呂…入る、から」

「………立てんのか?」

「……肩、だけ…貸して」


ホントはダッシュで風呂場に逃げ込みたかったけど下半身が思うように動かなくて怠い。おまけに腹が痛い。きっと下した。
痛い…。


「葉柱?」


心配した顔のヒル魔が覗き込んできた。


「……下した?」


え。
如何にも笑いを堪えてますって感じでニヤつく。


「下した?」

「てめ…ッ、」


…こいつ、わざと。
だよなあ。いつもちゃんと終わった後掻き出すし…
もう。なにが目的なんだよ……。


「洗ってやるから…風呂入ろうぜ?」


ヒル魔がニヤリと人の悪い笑みを浮かべる。




Fin.

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