pledge
とりあえず風呂で一発、上がってベッドでもう二発ぐれぇしたかな。勿論全部ナカに。じゃねーと意味ねぇし。
あんだけヤっときゃなんとかなんだろ。寝て起きたら見物だな、戻ってなきゃいいが。
「…ん…、」
寝苦しそうにしてる。ケケッ、胸が邪魔?
計って服やらも買わねぇとな。
「…おやすみ、ルイ」
「‥‥‥‥‥‥‥‥」
―しゃ!やりぃー
葉柱の身体は見事女のまま。
「………ん・っ…」
ピクッと反応した葉柱。
起こしちまったか?腕枕のまま抱き寄せて。
「ルイ?」
「‥‥………ひる…、…?」
腕の中で見上げる仕草が寝起きの気怠さを醸し出していて。
「………………」
可愛すぎんだろ。
「‥……はよ」
「ん」
挨拶代わりのキスをして。起き抜けに一発…なんて思っていたら、突然身体を引き剥がしてキョロキョロと目を動かす。
状況を飲み込んで理解するまで何秒?
「……………………マジ…かよ…………………責任、取ってくれんだろな…」
「当たり前だろ」
笑ってやると安心したように目を閉じて。
あ、おい、待て、寝んな。
「もーちょい寝る…眠ぃ」
寝させねーよ。
「しゃぶって」
「………、」
葉柱の目が恨めしくこっちを睨んでる。
「………昨日も、一昨日もしたじゃねぇか…」
「世界戦終わるまで粘ったゴホービ、くれよ」
コッチ来てからは全然ヤってなかったろ?
「……………」
「ルイ」
「……………腰痛ぇからヤダ」
「あッ、てめー」
「…だから‥‥‥、」
「ん?」
「いっかい、だけ・なら‥。くちで…」
んー違ぇな、ハメてぇの。
「…すんの嫌?」
いやじゃねぇけど‥、とかなんとかもごもご言ってんのを制して起き上がり、口付け。
「1回だけ。な?」
「…カッ‥‥」
渋々、というように頷いた葉柱。