ksxx5

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remain wet



「………っちー」


ヒル魔は目を瞑ったまま日光浴してっし、阿含はナンパ。
…まあ、いーけどさあ。


「ヒル魔ー」
「‥‥‥‥‥」


くそ、まじ寝してやがる。
そりゃー海行きたいっつってパソコンいじってるヒル魔を無理矢理連れ出したのは俺だけどさあ。さびしーじゃねぇか。
雲水と喧嘩して家に来てた阿含と2人で車出してくれるように頼み込んだら渋々、引き受けてくれて。


「…お前もあいつとナンパでもして来いよ」
「いーのかよ」
「できるもんならな」


やろうと思えばできっけど…でもなんでそんな自信あり気なんだよ。
まあナンパなんかしてもヒル魔から離れられるわけなんてねーけど。つーか俺が無理。
しかも、さっきからヒル魔の方をチラチラ見てる女たちがいるからぜってー行きたくねぇ。俺が行けばアウト。ヒル魔は女に逆ナンされちまう。
心配ない、とは思うけど。でもやっぱり一応。嫌なもんは嫌だし。
どーしたもんかな、ヒル魔は気付いてねぇし。


「―おい、なんか食いもん買って来いよ」


片目だけ開けてヒル魔がこっちを見る。


「自分で行けばー」
「拗ねんな」
「拗ねてねーし」
「腹におさまるもんとコーラ」
「だから自分で行けばいーだろー、しかも腹におさまるもんって…」


なんだよ。


「好きなもん買って来い、ちゃんと待っててやっから」


食ったら構ってやるよ、なんて囁かれて。つい財布を持って海の家に向かう。
何にすっかな。つーか何があんの。
焼きそばカレーラーメンかき氷とうもろこしフランクフルト…
迷ってたら順番が来ちまって。


「…ぁ」
「葉柱じゃん、何してんだよ」
「…いや、別に」


コノヒトはヤバい。
俺が賊学に入りたてのときにちょっとばかし嫌な思い出があるから。


「まぁいーや。とりあえず手伝えよ」
「なんで、デスカ」
「じゃあ割り引きしてやっから」
「…センパイ、」
「ちょっとだけならいんだろ?」
「連れ、待たせてっし」
「‥‥‥なあ、お前の連れって男、だよなあ。これキスマークだろ」


突然、首の後ろンとこを触られて。


「ちょっとだけ、だから。な?」
「‥‥‥‥‥、」


有無を言わせず、な雰囲気に。
ソイツと裏から来た奴が変わって。


「来いよ」


あーイヤダ。


「…店いいのかよ」


連れて来られたのは人気のない裏口。


「‥‥‥それよりなあ、見ねぇうちに変わったな」


上から下まで、舐め回すように見られ。


「‥‥‥‥‥‥」


誤魔化すように愛想笑いをした途端、口付けられた。


「‥‥っンん―!」
「生意気」


口を切ったのか、血が出てる。でもまた口付けられて。
抵抗して歯を立てても、何回も繰り返される。


「素直にヤらせろよ、どーせヤリマンなんだろ?」
「なっ‥、!」
「1回だけ、な」
「ホント、だな…っ!」


早く終わらせたくて。


「じゃあ了承も得たし。舐めてもらっか」


言って海パンを下げた。
膝をついて、まだ萎えているものに舌を這わせる。
早く終わらせてぇから。決して欲求不満なんかじゃねーぞ、俺は。いくらこの状況が燃える、っつっても。


「…やっぱ、上手くなってんな」
「ん…ン、」
「最初は下手くそでちっとも上達なんかしなかったのにな」


うるせぇ、死ね。


「日替りで何人か喰ったけどよ、ろくな奴いねぇ」
「…ん……」


あーやばい。舐めてっと欲しくなってきやがる。
簡単に勃ってきたのを扱きながら思っていると。


「…触ってやっから」
「ン…」


体勢を変えて、立ち上がるように言われて、素直に応じる。


「乳首立ってっぜ」
「ぁン‥っ!」


いきなり吸われて、喘ぎそうになるギリギリのところで抑えた。つもり。
吸われて、弄られて。ばかみてーに感じる。


「ぁ、ッ‥ん、ンっ」


自然に手が口元にきて、声を殺そうとしてるのに気付く。


「‥ッ!!」


舐めてたのが噛まれて。歯で挟まれて、痛い。けど。


「‥もッ・と」


言えば吸われたり噛まれたり揉まれたり。反対は手で弄られて。


「んんっ…、」


すっげ、感じる。


「イイ?」
「ん、」


海パンがずらされて、ソイツの手が後ろに触れる。


「…ッ」


いつも、あいつらにヤられてっから、アホみてーに疼く。
指を入れられて掻き回されっと…たまんねぇ。


「すんなり入ったぜ」
「ぁ、ァっ」


海パンを脱がされると、勃起したチンコが見えた。しかも。


「どろどろになってんな」
「‥、うっせぇ」


カウパーが溢れてチンコが濡れてる。
扱かれっとまた溢れて。


「漏らしたみてぇ」
「‥‥っ、」


いーだろ、早くシろよ。ぐちぐち言ってんのあんま聞きたくねーの。自分がすげー淫乱みてぇで。
足を持ち上げられ、そいつの肩に乗せられた。
後ろにカウパーを塗られて指を入れられる。


「…ぁッ、」


掻き回されながら指が増えていって。
ときどき突き上げるようにされる。前立腺を掠める一歩手前。狙ってるとしか思えねー。


「ア…っ、んン!!」


壁を背にして息を吐きながら快感に酔って。


「そんなに後ろがイイのかよ」
「イっ…!からぁ…、も。ぉッ」


言えばそのまま、一気に貫かれた。


「―ゃ、…っ!!」


足が浮いて、ソイツに支えられる。そうすれば、自分の体重で更に奥にキちまって。


「ンんん―っ!」


声を漏らしたくなくて、自分から口付けた。


「んっ…は・ぁっ…!」


舌を絡ませて、ソイツに抱き付く。


「…っ、ふ、ッ…!」
「‥‥‥ッ!」


小さく震えたのが感じ取れて。次の瞬間、激しく動かれた。
ヤバい、声出る。


「…っ!!」


ソコはソイツの出したやつでドロドロになってて。滑りを借りて動きやすくなったのか知んねーけど、突き上げが酷くなって。


「…ッ、んンっ!!」


前立腺を擦られて感じまくる。
声出せねーのがすげーストレス。でもコンナトコで思い切り喘ぐわけにもいかねぇし。


「―ッ!!!!」


ガンガン突かれて熱を吐き出した。


「………ッく‥!」


すぐ後にソイツもイッたみたいで。
中に、注がれた。
流石にゴムはねぇかもしんねーけどさ、せめて外に出してくんねぇ?


「―お前相当名器になってんな」
「は…」
「もうちょい楽しまねぇ…?」


半強制的に捕らえられ、ソイツを含めた4人のチンコを咥える羽目に。
いくら夏って言ってもなあ、海が開放的にさせてんのかもしんねーけど、ヤりすぎ。後で怒られんのは俺なんだし。
…でも、まあいーや。オシオキされんのも。


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