ksxx5

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嫉妬心












「ん…‥‥」
「はよ」
「…おはよ」


ちゅっ、てキスして。


「…ひるま」
「ん?なんだよ」


布団の中からヒル魔を呼べば頭上から柔らかい声が降ってくる。


「………呼んだだけ」


クスクスと笑って布団に潜る。


「コイツ、っ」
「怒んなよー」
「どうすっかな」
「えー」


ヒル魔が後ろから抱き締めてきた。


「………なぁ、」
「ン?」


ヒル魔の手に自分のを重ねて返事をする。
当たって、る…


「………ひるま、」
「ルイ‥」


するぞ、と口外に匂わせて。


「…えーやだー」


わざと軽く言ってみる。
やなわけねーけど。つか俺もシてぇし。


「好きだろ?」


耳を食まれて感じそうになりながら答える。


「…好き、だけどー…」
「淫乱」


ケケッ、とヒル魔は笑って。


「…朝から?」
「そ。朝から」


ヒル魔の手が動いて腰まわりを撫で出した。


「…ひるまァ、」
「舐めて」
「…ン」


全裸同士だからそのまま事に及ぶ。ヒル魔の上に逆向きに跨がって、所謂シックスナイン。
最初はすげー嫌だった。恥ずかしすぎて。
でも今はもう、慣れてしまった。


「…………ン、っ……」


舐めながらも、後ろに意識がいっちまう。


「集中しろよ」
「……っア、ふ…っ…ん、んっ…」


ヒル魔の指がナカをぐちゅぐちゅっ、と掻き回す。ナカから昨晩の名残が。


「あ…、ッ」
「ルイんナカから俺の精液いっぱい出てきたぞ」
「言う、なッ…!」
「やらしーなあ、またヒクヒクし出したぜ」
「ぁ…ン、」
「欲しかったらちゃんと舐めな。上手に出来るよな?」
「ンんぅ…、」


舌を出してゆっくり半勃ちのヒル魔のチンコを舐め上げる。口で扱けばデカくなってきて。


「ちゃんと勃たせねーと誘ってもやらねぇよ」


パチン、と揺れ始めた尻を叩かれてヒル魔の口内にチンコが招かれる。既に勃ってたから咥えられただけでカウパーが溢れる。


「ヒルっ…」


口を離してオネダリ。


「早ぇーなあ」
「イレて…」
「違ぇーだろ」


ぐちぐちとナカを掻き回すヒル魔の指は止まらなくって。


「だッ…てぇ‥っ、あッ―!!!」


ズプッ、とヒル魔がいきなりバックから挿入ってキて。


「あっ、あんっ、ン…!」


ヤバい、なんか思い出してキタ。
俺以外の奴とセックスすんなよ、これはまだ分かる。


「ャ‥んッ!」


RRRRRR…


「ァ、アっ…ひ‥ぃッんン!!」


RRRRRRRRRRRR…


「ルイー携帯鳴ってる」
「…ぇ、ッ?ァん!」


RRRRRRRRRRRRRRRRRR…


「誰だろーな?早くしねーと切れちまうぞ」
「ッあ、ぃ…っからァ…!!」
「しゃーねぇな、とってやるよ」


RRRR‥

ピッ。


『もしもしっ!?葉柱さん!?今どこにいますかっ!?』
「………、…ッ」


携帯を俺の耳元に当てながらヒル魔は奥を抉るように突いてくる。それと同時にパンパン、と肌の打ち合う乾いた音とぬちっぬちっ、と抜き差しを繰り返す水音が耳に入る。


『もしもしっ!?葉柱さんっ!!?』
「―――っ、な‥んッ…だよ、」
『今、神龍寺の…『ルイちゃんー?何してんのー?』
「……っ………」


阿含…!ヤバ、い…!


『なあ…?今ナニしてんの…?』
「なに、ッ、て。あッ、ア・っん」
「―よぉ、糞ドレッド。何の用だよ」
『…今オタノシミチュー?』
「おー」
『んーならいーや。また連絡する』
「おー」
『…ちなみにどこ?』
「ラブホ」
『都内?』
「違ぇー」
『ふーん』
「‥じゃあ切るぞ」
『ケチー』
「うっせぇ、また連絡すっから待ってろよ」


ピ。


「…なんだよ」
「お前ってまだ阿含とヤってたりすんの?」
「気になるか?」
「ッたりめーだろっ!」
「…最近はなんだかんだ言ってシてねぇな。会っても喋ってるかだし」
「‥ひるま、モテるし…」


心配なんだ、俺のこと飽きたらって思うと。


「それより俺は淫乱カメレオンで手一杯だっての。浮気してもいーならするけどよ」
「やだっ!」
「そーかそーか、コレが大好きだもんな」


ぐりっ、とヒル魔が抉ってくる。


「あッ…!!」


そのまま奥を激しく突かれて。


「ん‥っ、あァ!」
「イク?」
「や、ッぁ‥ぃくっ、イッ…―!!?」


イク、思った瞬間にヒル魔は動くのを止めて。
…なんだってこんな意地悪すんだよ。


「ふ…ぁ‥、ひるま…ッ」


お願い、イかせて。


「‥‥‥ぁ…、」


突然ヒル魔はあろうことか、腰を引き出した。


「ゃ…、なにしてッ―!!!」


抜ける直前までいったチンコがまた奥までキて。


「―‥‥っ‥‥ァ!!!!!」


も、本気で、ヤダ。
チンコからアホみてーにザーメンが出る。昨日もそれなりにシてるはずなのに。若いなぁー、なんて思ってたらヒル魔が動き出して。


「ャっ!ひる‥ッ」
「―出す、ぜ…っ」
「あ、‥‥!!!」


激しく腰を打ち付け、ヒル魔がイった。それと同時に注がれる。


「ぁ‥、ン…」


ピクピク痙攣してんのが自分でも分かる。
隣にヒル魔が倒れ込んでくる。やっぱお前も疲れてんじゃん。


「昨日も風呂入らず寝ちまったからべったべただな、お前風呂入れっか?」
「…………」
「洗ってやってもいーけど」
「カッ‥‥もー…、むり…」
「だよな。もう一泊しとくか?」


さいあく。だる。しかもまた眠くなってきたとか。


「……。お前寝んなよ、寝るなら風呂入ってからにしろ」
「あー」


ヒル魔に促されてよたよたと歩く。後ろから垂れてくるのはもうしょーがねぇ。


Fin.

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