doing
「見てみ」
ドサドサっとヒル魔がベッドの上に広げたもの、は。
「〜〜〜〜〜〜っ☆÷♂£#$※〒△〆○¥℃&□∴>◎!!!!!???」
あの日、の、あの時、の。
「阿含にも何枚かやったからな」
そこに写っていたのは包帯で中途半端に拘束されている…俺。
精液と涎で汚れ、いかにも淫ら、だ。
“なにとってんだよ”音にならず、ただ口がぱくぱくと動いただけに終わった。
「勿論ビデオも撮って、」
“いみわかんねぇ…”
「ケケッ、かわいいだろー?」
「頭おかしんじゃね、っ」
やっと声になったと思えば唇を奪われ。
「あ…、」
「ホントお前かわいい」
口を離したと思ったらまた奪われて。
結局丸め込まれるんだろーなーと思った。
ヒル魔を好きなことに変わりはねぇし?
別に阿含も嫌いじゃねーし。
「ルイ」
「ん」
離れられねぇ。
Fin.