カラ松が幼児になった
【会話文多め】

「うー!たぁーあ!」

「えっ、いや何コレ誰?」

「かぁーちゅ!」

「え、かーちゅ?誰だそれ。」

「かぁーちゅ!かぁーちゅ!」

「かあーちゅ…かああちゅ……あっ、カラ松?」

「あいあい!」


なるほど。このちっこいのカラ松かい。なんで急にちっこくなったのかとか脳みそまで幼児レベルかよとかツッコミたいこと沢山ある。だがしかし、カラ松と二人きりのこの松野家でその質問は答えが出ないだろう。てか、ほかの兄弟どこ行った?!こんなちっこいの一人置いてどこ行った?!


「ねーね!ねーねとあしょーぶ!!」

「え?遊ぶ?」

「あしょぼ!あしょぼ!こーえんこーえん!」

「公園いきたいの?」

「あいあい!」


くっそ可愛いな!なんだよこの生き物本当にカラ松かよ!可愛すぎるでしょ!


「じゃあ公園に行こっか?」

「たぁーい!!」

「じゃあお靴はこっか?」

「あいあい!」


玄関に座り込み、ピッと両脚を差し出してくる。履かせろってか可愛いんだよ履かせるよ!今日一日で悶え死にそう!


「よし、履けた!おてて繋ぐよ〜。」

「おてて!んっ!」

「くそかわっ…!!」


可愛いすぎて死ぬっ!


「じゃあ…行こっか!」

「あいあい!」


隣を一生懸命ちょこちょこ歩くカラ松が可愛いすぎてツライ!道行く人があら〜可愛いお子さんね〜とかお若いママね〜とか口々に言ってるのが聞こえる。いや、私ママじゃないけど。まだ大学生ですが!でもちっこいのは可愛いから許す!この際恋人じゃなくてママでいい!


「ねーね、だっこ!だっこちて!」


んー!と頑張って手を伸ばすカラ松。


「んんんー!!だっこね!はい、おいでー!」


カラ松の可愛さに負ける私。当たり前か。


「ねーね!ちゅき!」


なっんっでっだっ!私も好きだよっ!


「ばかやろぉぉぉう!」

「う?」

「私も大好きです。」

「あいあい!!」


その後公園で数え切れないほど悶え死んだのは言わずともわかるだろう。


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