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「どうもっす。」

きゃぁぁあああああ!かぁわいぃぃいいいいい!リョーマくんマジ天使抱いて!!!っていうのは嘘だけど、でも天使!あ、もう私賞金いらないわ。私の今回の景品はリョーマくんのメアドだからもういいよ、うん。跡部くんありがとー、もう捕まえていいよ。ていうか逃げんの面倒だから捕まえてくんないかな?

「あの………」
『ん?なーに?』
「リョーマくんじゃなくて、リョーマって呼んで欲しい。」

ぐはっ!!!

今のはきたよ、やばいよ私殺されちゃうよ、リョーマの可愛さに!しかももうちゃっかりしっかり呼び捨てにしてるからね。あ、やばい、ハンターいるし。

「逃げるよ、舞鈴さん。」
『え?あっ、うん。ちょ、待ってリョーマ!』
「大丈夫?」
『うん、行こ。』

あれ?さっき私捕まってもいいかなって思ったんだけど何でだろ。何で逃げてるんだろ。あ、そっか。リョーマが手を握って逃げてるから逃げなきゃいけないのか。いやぁ、まじリョーマかわいいよ!手は男の子なんだけどね、可愛いんだよ!つか早っ!!!私の体力じゃちょっと無理があるよリョーマ。いくら男装してても女ですから一応!

『ま、待って………つ、疲れた………』
「あ!………すみません。大丈夫……っすか?」

キュゥゥン!

『うん、もう……ばっち、っり、だいじょ、ぶ……ですっ!』
「いやいや、大丈夫じゃないでしょ。」

いや、精神的にはもう疲れてないよ!うん、さっきのリョーマの心配してくれたアレが効いたんだよきっと!なんかめっちゃ心が軽いもん。さすがマイエンジェル!マイロード2人をなめたらアカンで!

「舞鈴………?」
『ん?………あっ!光!!!』
「こんなとこにおったんすか。……越前も。」
「……っす。」
『うん、たまたま会ってね。てか、私もう捕まってもいいかな?』
「はい?………ていうか、バレたんすか?」
『そーなんだよ光ー!バレちまったんだよ。ま、いいよ、二人ともいい人だし。』
「はあ。で?なんで捕まっていいとか言いはったんです?」
『だってさ、疲れた。あとまだ3時間半残ってんじゃん?俺無理。』

本当真面目に。精神的には全然いけると思うよ!これは断言できる!でも、でもね、体力的に問題なんだよ!私って意外と体力ないんだね、ショックだよ。

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