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ギャルゲーを見守る音駒マネ

(会話文)


「クロー、…ってなにそれ?エロゲー?」

「違いますー。アプリ版のギャルゲー」

「へえー、そんなのあるんだ」

「俺もこの前赤葦に聞いて知った」

「…え、ええっ?!赤葦くん?!ウソでしょ?!」

「いや、なんで赤葦だとそんなに取り乱すわけ。俺んときは超ナチュラルに受け入れてたじゃんお前」

「そりゃあね、クロと赤葦くんの人間性の差でしょ」

「ひでえな、なまえチャン」

「ああ…、それにしても赤葦くん…。なんかショックだ」

「ま、ホントは赤葦じゃなくてリエーフに教えてもらったんだけど」

「そっかー……………え、あれ?リエーフ?」

「そ、リエーフ」

「……なっ、なんだリエーフか!それならなんの違和感もなく納得だよ!てか冗談にしてもマジで赤葦くんに謝ってクロ!土下座、土下座!」

「いや、お前こそ俺とリエーフに謝れよ!何気に失礼なんだよさっきから!」

「まあそこはクロたちと赤葦君との人間性の、」

「だから人間性の差を持ち出すのやめてくんね?!なー研磨!なまえがいじめてくんだけど!」

「えー!どう見てもいじめてないよね研磨ー?」

「巻き込まないでよ。あっち行ってふたりとも。」

「心臓がそう言うなら…。」

「仕方ねえよな、うん…。」

「「しょぼーん」」

「ほんとあっち行って」
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赤葦くんがギャルゲーとかやってたらちょっとショックだけど、黒尾とリエーフならなんの違和感も感じないよねってお話(´・ω・`)

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