糸車 | ナノ




『泡』

コトンと何かが落ちる
私は怖くて
でも知りたくて
見えない先を見ようと
目を擦る
細やかなことさえ
心が怯える
愛を知って
あなたの優しさが
私をどんどん臆病にしていく
それが恋だと
あなたは教えないまま
少女から女にして泡になった
プクプク
パッチんと弾けて消える
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