日常 | ナノ
27日目(金曜日)

今日も店長の代わりに長谷川さんがバイトに入っていた。一体店長は一週間も店を放ってどこに行っているんだろう。別に店長が居ようが居まいがどうでも良いんだけどこんなに長い間店を放置してるんだから何かそれなりのお土産を献上してもらいたいものだ。お煎餅がいいなあ。

それはそうと昨日の下着泥棒の件に決着がついたらしい。朝イチで新八くんがコンビニまで報告に来てくれた。なんだかすごくボロボロだったけど大丈夫なのだろうか。きっとすごい戦いが繰り広げられたに違いない。苦労を労って安売りしていた菓子パンを3つとハーゲンダッツを1つ彼に献上しておいた。近藤さんの分も渡そうとしたのだがなぜか頑なに要らないと拒まれたのでそこまでいうのならと断念した。なんだ?仲が悪いのか?…と、そのときは思ったけど今考えれば姉をストーカーしている人を好きな弟がいるわけがない。納得。

あ、そうそう。今日はまたあの真選組の茶髪の青年に出会った。この人たまーにタバスコ買っていくけど辛いものが好きなんだろうか。それともまた副長さんに対する嫌がらせ?こんなに可愛い顔してるのに腹の中は真っ黒なんだなあ…と、レジをしながら思ったけどそれを口に出すのはやめておいた。

よし、明日のバイトさえ終われば待ちに待ったご褒美だ。明日に備えてもう寝よう。おやすみなさい。




×
- ナノ -