(Twitter_Log)
とっても眠すぎる。うとうととして、もうこれ以上起きられない。映画の内容もまったく頭の中に入らなかった。眠い。ガクンと落ちたら、ちょうどいい頭をかける場所がある。「おい」「寝てるな」呼びかけるゲーラと冷静に説明するメイスの声が聞こえる。けど、眠いものは眠い。もぞもぞと寝相を変える。座ってる状態に近いけど、それでも眠れる体勢があるはずだ。「ブランケットを持ってくるか?」「ベッドに運んだ方が早ぇだろ」メイスのボケたのとゲーラのツッコミも聞こえる。いつもの漫才みたいなやり取りかな、と思ったらガクンと身体が浮いた。
「起きないか? それ」
「あ? 起きねぇだろ」
ぐっすり寝てるんだぜ? っていうようなことをゲーラが呟いたような気がするけど、あぁ、なるほど。ゲーラに抱えられたのか。寝返りを打とうにも、ハンモックにいるみたいに打てない。それにお尻が床に向かってるから不安定。「寝にくい」思わずボソッといってしまう。するとゲーラが「このっ」といいかけてきた。
「ハハッ、だとよ」
「うっせぇ!」
とりあえず寝たい。