先輩の修行に付き合う

先輩の座禅に付き合わされる。少しでもピクリと動いたら叩けばいいのらしい。
でっかいしゃもじ片手に先輩が動くのを待つ。全く動かない。私まで修行をしている気分だ。
「千芳」
「はい」
「ちゃんと見ろ」
「あ、はい」
心眼通を持っている先輩にはお見通しらしい。蝶々に別れを告げた。


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