先輩とお風呂

ちゃぽんとお風呂に水滴が落ちる。暇なのか、先輩はタオルで提灯を作った。私も先輩の足の間に座りながら、空気を含んだタオルを見る。プカプカ。突けば、タオルのクラゲはゆらゆらと揺れた。「やめろよ」と先輩はいう。けれども、私はやめず、先輩の胸に寄り掛かりながら、タオルのクラゲをいじめた。


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