せきしろさんとピース又吉さんの「カキフライが無いなら来なかった」にドハマりしてしまい、ここの所ずっと読み耽っておりました。
自由律俳句という、五七五じゃない俳句の本です。
勢いで私も自由律俳句作ってみました。
実際にあったことをモチーフにしてます。
深く考えないで作ったのでホンモノには程遠いですが。
カロナール二錠で治まれ
握りつぶしたはいいがゴミ箱が無い
自分は蚊専用の食堂らしい
かわらずのいしを持ってないのに
後回しの結果安っぽくなる
違うリモコンで言うこと聞くエアコン
上向いても下向いても涙が出ない
夏休みの五分の一は吐く
法事にTシャツで来る子供
必要なものほど欲しくない
好きなタレントが出るだけで過呼吸
家帰ってから路地裏の蝉に黙祷
ナイアガラで焼かれる紙燈籠
あの輪の中にいそうな気がする
流れが速くて手が出せない
また通常放送が潰れる
浮かれてないふりしつつ光るカチューシャ
飽きたはいいが知識が消えない
喪服じゃなくてもよかった
やる気はあるが体がアレだ
今手を出してたら折れてた
普通のケータイのほうが使えない
どこ行ってもクラスメイトのバイト先
体育祭は休み時間
いつからある床置きのいろはす
気合入れてデコった麦わら帽が使えない
自分で登れ猫なんだから
主人公なわけないがそんな気がする
変に余る紫
さかさまになりたい
クッションの用途はなんだ
窓ひとつで消えた蝉
夜に笑えて昼に笑えない
買ったときより安値で売れた
何があった今日の集まり具合
家事をしないのは自分だけだと知った
以上です。
お目汚し失礼しました。
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