世界観

【魔法世界設定】

・この世界の全てのものには魔力が宿り、人間とそれに類するもの達は全てが魔法使いであるとされる。
・魔法世界の平均寿命は100歳ほど。ただし短命な魔法使いは50歳ほどで亡くなるし、長命な魔法使いは200歳を超えて生きることがある。
・この魔法使いシリーズの魔法使い世界には魔法使い(男女ともに魔法使い)しかいません。魔術?なにそれ?という世界です。自然と密接に関わる生活をしていて、自然のエネルギーを己の持つ生命エネルギー(魔力)をスイッチとして魔法を放ったりします。魔力をスイッチとして使うのは魔法使いとして平凡であり、当然のことですが、己の魔力のみで魔法を使う魔法使い(所謂大魔法使い)が上位互換みたいなものとしてあります。ここ二つは出来ることに天と地の差があるけれど、ひょんなことで差は無くなります。アンディがその例で、本人は大地の魔力が少なく、スイッチにしかならないものの、異常なほどの大地の加護のおかげで大魔法使いと同じ現象を起こせます。

【四要素】
時間⇔空間
過去⇔未来
・上記の4つの要素を指し、時間と空間は対極、過去と未来は対極の要素となる。時間と過去、空間と未来は分かり合う可能性がある。

(この世界の異界には神の世界があり、そこには四大神として時間の神・空間の神・過去の神・未来の神がいて、そこから派生している)
(なお、神の世界では四大神の力関係が過去>未来>時間=空間となっている。過去と未来はわりと穏やかな性格。時間と空間は好戦的。)

【四大魔法】
・火水草地の魔法を指す。
・火→草→水→地→火の相性。

(四大魔法はこの世界群の中でも魔法世界独自の概念と言える)
(神の世界では火水草地は四大魔法と呼ばれず、全て四大神の配下にある要素の一つとされる)

つまり、時間空間過去未来と火水草地の魔法は少し由来が違うので、魔法世界でも若干別のものとされている。ということです。

【その他の魔法属性】
光/闇/氷/雪/樹
雷/炎/海/大地/空
雨/霧/香/花
風/嵐
宝石/黄泉/守/巫
など。思いついたら追加します。
・属性説明はこちら
・光と闇の魔法は重要であり希少な魔法属性。
・王家の魔法属性は闇。
・火と炎、草と樹、水と氷、地と大地はよく似ているが四大魔法として世界を構成しているかしていないかの差である。

【状態異常】
毒/麻痺/石化/魅了/混乱/気絶/幻覚
などがある。

【夢羽(むう)】
・夢羽は創造主の使い魔のようなもの。
・夢を渡り、異界を渡り、命令を遂行する存在。
・人は夢羽に出会わないに越したことないというか出会った場合は下手したら殺されるので誰もが出会うべきではない存在。
・何らかの願いを叶える対価として創造主の元で働いている場合もある。
・夢羽の属性は
夢/死/人形/星が現在確認されている。そのうち増やします。
・夢羽は魔法世界に滅多に存在しないが、稀にいることがある。

【王家の過去と現在】
・国名はアラング王国。
・王家の印は闇属性であることと黒髪黒目。
・現在の王はトクト王である。
・光の竜と闇の竜の争いにより、魔法世界は混沌を極めていた。そんな世にトクトと名付けられる後の王が産まれる。
・トクト王子は10歳で天命を受けてあまりに膨大な魔力を持った為に成長が止まる。王位継承が危ぶまれた為、弟の凡庸な才能を持つイクト王子が王位継承するとの見方が王宮で強まる。
・実年齢17歳のトクト王子はむしろこれ幸いと15歳のイクト王子に王国を頼み、魔法世界を駆けずり回って神竜の争いを止める手立てを探し、その過程で多くの人助けも行う。
・トクト王子が魔法世界を駆けずり回っていると10歳ほどの二人の少年と一人の少女を見つける。少女はリカ。後の英雄である。
・リカは膨大な魔力を持ちながらも正常な肉体を持っていた。トクト王子はリカに頼み、四人で竜の争いを止める手立てを探す。
・トクト王子は旅の中でリカに恋をするが、リカには心に決めた人がいるので恋心を隠す。
・最終的にリカの魔法によって、少年二人のそれぞれに光の神竜と闇の神竜を封印することで世界は危機を免れた。
・英雄となったリカ一行は実は別世界の人間であった為に、自分たちの世界(リンネ世界と仮称)に帰る。
・トクト王子は城に帰ったが、相変わらず体が成長しないので王位継承権はほぼ無い状態が続く。
・ある日、トクト王子の元にリカが神の世界の過去の神を復活させる生贄として殺されたという知らせが入る。
・トクト王子はリンネ世界に向かい、リカを復活させる為に、リカと同等にあった膨大な己の魔力の全てを差し出した。(リカ復活の為に他の人間も多くのものを差し出した)
・無事リカは復活し、トクト王子は成長を止めていた魔力がなくなったことで肉体が成長。魔法世界に戻り、魔力を持たぬ王として魔法世界の王国を永く治める人王となる。


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