「なぁ、財前ってプリクラとか行ったりするん？」
「は？」
「せやからプリクラ、」
「そないなこと聞いて何になるんです？」
「やって財前とか行かなそうやん。」
「別に、一緒に行く人によりますけど。」
「ほな俺とやったら？」
「行きませんわ。プリ機に入ったら何されるかわからんし。」
「いやいやいや。財前ん中の俺がどういう立ち位置かわからんけど、俺は普通の人やから。」
「はぁ、そうなんすか。」
「とりあえずその納得いかへんみたいな顔やめてくれへんかな。」
「すんません。」
「ほなレギュラー陣やったら？」
「暑苦しいん嫌いなんで。」
「…まぁ大体予想ついとったけどな。」
「せやったら聞かんといてください。」
「ったく…誰やったら行くんや。」
「呆れられる意味がわかりません。」
「それ言わんとったらもうちょお可愛ぇのに。」
「別に可愛さ求めてないんで。」
「まぁそれはそれで財前らしくて好きやで。」
「わー光栄っすわー」
「………憎たらしいけどな」
「どうも」
「褒めてへん褒めてへん」
「そうっすか」
「それで誰とやったらプリ行くん？」
「………まぁ、彼女、とか」
「か、かか彼女！？」
「何でアンタが吃るんすか。」
「アンタ言うたな…。」
「俺に彼女居ったらおかしいです？」
「うわ、スルー！？…まぁおかしいわけちゃうけど。」
「ほんならえぇやないですか。」
「…なぁ、彼女って誰なん？」
「それ聞きます？」
「めっちゃ聞きたい。」
「驚いても知りませんよ？」
「わかったで。」
「………マネージャー」
「は？」
「テニス部のマネージャー」
「はぁ？」
「っちゅーか、アイツ。」
「はぁぁぁああ！？」
「うっさいっすわ。」
「き、聞いてへんで！」
「言うてませんし。」
「…………」
「プリクラ見ます？」
「えぇわそんなん！」
「初めに話振ったん部長やないですか。」
「知らん！聞こえへん！」
「我が儘…」





歳的には蔵の方が勿論大人なんだけど、生活とかは光の方が大人っぽそう。ピアスも開けてるし…。それに対して蔵とか他のメンバーとかはただただ驚く。その結果として誰かがキャラを失うことだってあるのが四天宝寺だと思う。

（20100809.闇†風）







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