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(赤葦京治) 京治がいつもスマートで賢いのが彼女として嬉しい反面、人間として少し悔しい気持ちもあって。「WTSNSKNTKH?」「AAIOUIAOOA?」と二つのメッセージ。するとすぐに返ってきた答えにドキリとし、恐る恐る開けば「AFOCV」と。余計悔しい。 #ハイキュープラス |
(花巻貴大)続き。 「あー、パイ投げ、的な?サプライズ?」苦笑いで適当に言葉を並べるあたしに彼は何も言わず。ただ、顔についたクリームを舐めて「ん、良いじゃん」と。申し訳なさすぎてシュークリーム増産して全て彼に捧げた上で平謝りした。配る予定だったバレー部員達ごめん。 #ハイキュープラス |
(花巻貴大) サプライズでシュークリームを作ろうと台所を占領していた時に、都合悪く暇を持て余した彼が遊びに来た。母に案内されるであろう彼に「来ないで!」と大声。それでも遠慮なく「何してんの?」と台所を覗く彼の視界を塞ぐべく、手に持つソレを投げ……あ、間違えた。 #ハイキュープラス |
(国見英)及川は見た。 帰り道で「お腹空いた」と呟く国見ちゃんに、彼女であるマネージャーちゃんが握り拳を差し出した。グーパン!?って思ってる俺の前で交わされる「塩?」「うん」っていう会話に更に困惑。塩でも舐めると思ったら、手渡してたキャラメルに愛を感じました。 #ハイキュープラス |
(木兎光太郎) あたしを見るなり笑顔で駆け寄ってきた彼は「おーい!」と手を振った拍子にポールに手をぶつけて、くそっ!って顔してたんだけど、話し終えて「アタック見てろよー!」なんて手を振った彼は同じポールにまたぶつけて。急激にしょぼくれた彼の背中に手を置いた。 #ハイキュープラス |
(黒尾鉄郎) 急に電話をしてきた彼は怒ったように「俺、誕生日なんだけど?」と。それは知ってたけどきっと寝てると思って電話しなかったのに。なんて思う反面、素直に「好き」と零してしまえば「待っ、急過ぎだろ!」と見えないはずの彼が赤くなるのがわかった。 #ハイキュープラス #黒尾鉄朗生誕祭2015 |
(孤爪研磨) クロがマネージャーを好きなことは誰がどう見ても明白で、俺もクロの気持ちは否定しないつもりだけど、それと俺もマネージャーが好きなことは別問題。第三体育館で木兎さんとくだらない厨二病会話繰り広げてる間にマネージャーを俺の物にしても文句ないよね、クロ? #ハイキュープラス |
(月島蛍) 11月11日はポッキーの日とか言って世間が騒いでいた日、彼女もそれに違わずポッキーを持って楽しそうに駆けてきて。「ポッキー!ツッキーゲーム、あれ?……あっ!」大声で叫んだせいで余計恥ずかしかったのか、真っ赤に染まった彼女を思い出して笑う12日現在。 #ハイキュープラス |
(赤葦京治) 寒空の下、予定より1時間も遅れて待ち合わせ場所に現れた彼女にほんの少し意地悪して「寒い」と不満を零した。そうすれば「京治ごめんんんんん!!」と。走って来て火照った体でぎゅう、と抱き締めて、俺の体を暖めようと摩る小動物な彼女を怒れるわけがない。 #ハイキュープラス |
(孤爪研磨) 彼に悪意はない。「ゲームどこまで進んだ?」なんて言いながら自然と至近距離に座って、バクバクと心臓を鳴らすあたしを気にもとめずに話を進める。心臓に悪い。加えて「ドキドキしてる?」と目を見て言われた時は昇天するかと思った。でも彼に悪意はない……多分。 #ハイキュープラス |
(二口堅治) 「にろ、誕生日おめでとう」日付が変わった瞬間に電話越しにそう口にすれば「誕生日か」なんてとぼけた答えに笑った。「本当は覚えてたくせに。素直に喜べば?」言うと「うるせ、」と吐く彼に「好きだよ、堅治」と呟くように零せば「……俺も」なんて。 #ハイキュープラス #二口堅治生誕祭2015 |
(月島蛍) 買い物に行った時のこと。買い物を終えて、さり気なく荷物を持ってくれて。相変わらず優しいな、なんて思いながら蛍の後をついて店から出れば「ねぇ、」とあたしがいない方に振り向く蛍。そこに絶対いると思ってたのか、恐る恐るこっちを確認した時の不安顔に萌えた。 #ハイキュープラス |
(月島蛍) 合宿中。「俺が夜に自主練してる時何してるの?」唐突にそう聞く彼にあたしは「部屋で他校のマネさんとお喋りしてるよ」と。それから「どうして?」なんて余計な一言をあえて付け足す。そうすれば顔を逸らして「別に」なんていう彼が心配してくれてるの、知ってるよ。 #ハイキュープラス |
(木兎光太郎) 背中文字は途中まで書くと何を書こうとしてるのかわかってしまう。「あかあ」で「赤葦!」となり、「ぼくと」と書けば「俺か!?」と。 だから「あ、い」まで書いて「俺も愛してる!!」と返す彼にわざと「アイス」と答え、しょぼくれモードを楽しむのもアリ。 #ハイキュープラス |
(孤爪研磨) 動くことが特別好きなわけじゃないし、家に帰ってシャワー浴びたらあんまり家から出たくないんだけど。「会いたい」たった4文字のメッセージに衝動で体が動く。今から準備して向かうから。家を出てからそう返事を打ったのは、俺のほんの少しの見栄だろうか。 #ハイキュープラス |
(花巻貴大) シュークリーム争奪戦で彼と幾度となく喧嘩した経験を生かし、必ず二人分買うという規則を作った。 「さて問題です。食べた記憶のないシュークリームの袋が2つゴミ箱に入ってた理由は何でしょう。はい、貴大。」 「……つい、」 「詫びはいらないから殴らせて」 #ハイキュープラス |
(孤爪研磨) 「……ストーカー?」 「そこまでじゃないんだけど、」 「どんな人?」 「それがね、研磨の部活の人みたいで……」 背が高くて黒髪。顔まではちゃんと見れなかったけど。なんて言う彼女の話を聞いて思い浮かんだのはただ一人。あぁ、音駒バレー部の母にバレた。 #ハイキュープラス |
(西谷夕) 夏休みの宿題が終わらずに嘆いていれば、最終日に突然現れた彼女は「終わってないと思って」と。まさかそんな嬉しいことがあっていいのかとにやけながらも、なんとか宿題を終わらせた俺は、この嬉しさを夏休み日記に書いて終えた。 後日、職員室に呼び出された。 #ハイキュープラス |
(国見英) 「ねぇ、」ツンと脇腹を突けば「ひぃぇ!?」と聞きなれない声。それから顔を隠す腕の隙間から見える真っ赤な耳。今の聞かなかったことにして、お願い。いつもとは正反対の立場に口角を上げて「どうしようかな」なんて答えれば、彼は「最悪だ」と溜息を零した。 #ハイキュープラス |
(及川徹) 目を開けた瞬間、目の前にあるのが何かを理解できなくて、自分でも驚くくらいに強い力でソレを突き放す。そこでやっとソレ、彼が誰かを理解して。「なに、してんの」絞り出した声を遮るように「まだしてない!」と強い声。けれど唇を唇で塞いで「今しちゃった」と。 #ハイキュープラス |