囚人検事と心理分析弁護士T ▼元囚人検事 「うう」 「いつまで泣いてんだおめぇさん」 「だって・・・だって・・・ユガミさんを救えて犯人も捕まえられて・・・こんな楽しい毎日がくるとは思ってなくて・・・うう」 「だからっていちいち泣くな。俺が困る。」 「え。でも・・・」 「ん?」 「"喜"の感情が出てますよ?」 「・・・・・・・・・・・・・」 「・・・?」 「おめぇさんにはウソがつけねぇなァ」 「へ?」 「気にすんな」 「ユガミさんの感情?」 「あァ。」 「うう。気になります!わ、私だって泣いてるのは嬉し泣きですからね!」 「分かるぜそれぐらい。おめぇさんはすぐ感情が顔に出るからなァ。」 「わ、私ってそんな分かりやすいですか?」 「分かりやすすぎて面白ェ」 「うう。恥ずかしいです。」 「ホラ」 「っ!な、なんで頭撫でるんですかっ!」 「ククク。嬉しいのが顔に出てらァ。」 「!そんな子供じゃないですから撫でられたぐらいで嬉しくないです!」 「そんな撫でるぐらいで喜ぶとはなァ。おめぇさんもまだまだ餓鬼だ。」 「そんなことないです!私は立派な弁護士です!」 「へいへい。」 「ユガミ検事最近よくうちの事務所来ますね。」 「イチャイチャするなら外でやってほしいよ。」 「ナルホドさん泣いてます?」 「泣いてないよ!(なんだボクはそんな羨ましい顔をしてたのか)」 ▼過保護 弁護の依頼@ 「私の兄が告訴されて・・・。兄は絶対やってません!兄を助けてください!」 「分かりました!私に任せてください!お兄さんを救ってみせます!」 「俺が担当検事だ。」 弁護の依頼A 「ボクの大切な友人なんです。あの子を・・・救ってください!」 「任せてください!お友達を必ず無罪にします!」 「俺が担当検事だ。」 弁護の依頼B 「俺の妻は人殺しなんてしない!あいつの言うことを信じたい!」 「信じる気持ちは大切です。私がお手伝いしましょう!!」 「俺が担当弁護士だ。」 「ユガミ検事なにしてんの」 「彼はココネくんを見守るために同じ法廷じゃないと仕事しないのだよ。」 「(保護者・・・・・)」 ▼お掃除 「ユガミさん、ずっと家に帰ってなかったのでホコリが大量ですね。」 「あァ。めんどくせェ仕事手伝わせちまってわりぃな。」 「いいですよ!ユガミさんの為ですから!」 「ありがとよ。」 「それにユガミさん家物少ないので掃除もしやすいです!」 「おめぇさんの荷物も置いていいんだぜ?」 「え。いいんですか!?やったー!いつでもユガミさん家行けますね!」 「え。」 同居・・・・・・・・・・・・・・・ [mokuji] [しおりを挟む] |