よく晴れた日曜日。
外はバカみたいに暑そう。
もうすぐ夏だしね。
こんな日は涼しい部屋でセックスしかないよね。
という事で、充を部屋に呼び出してみた。
「ま、まーなかちゃん。これ、何?」
「何って、縛ってるだけですけど」
「いやいや何で俺を縛っちゃってんのっ?俺が縛りたいよっ」
ベッドに押し倒して両手縛ったらすんごい不満そう。
結局縛らせてくれてるんだからほんとは嫌じゃないだろ。
俺が縛るなんて滅多にないけど上出来上出来。
「今日はオナニー見られたい気分だから充が邪魔しないように」
「えぇっ!?じゃあ俺このまま生殺し!?愛嘉ちゃんがリードしてくれるんだと思って期待したのにーっ」
あんまりだーとか何とか言ってる声を無視して服を脱いでく。
クーラーつけてるから服脱ぐとちょっと寒いかも。
でも直ぐ暑く……なんか充が急に静かになった。
静かになったらなったで気になるんですけど。
「何で急に黙んの?」
「え?ああ、愛嘉ちゃんの肌綺麗だなーとか舐め回したいとか啼かせたいとか思ってたら自然と黙っちゃった」
舌を出してテヘッとかぶりっ子して笑ってるけど全く可愛くない。寧ろ何してんのお前?
気を取り直して脱いだ服をベッドの下に落として充の方を見た。
見すぎだって。
「愛嘉ちゃん、お願いがあるのー」
「……何?」
また首傾げて可愛さアピールしくるから凄くイラッてしたけど聞き返してあげた。
あ、若干引き気味でね。
すると目を輝かせてニッと笑う。こいつ、普通にしてたら格好良いのに…ほんと残念な奴。
まぁ顔なんてどうでも良いけど。
「触っちゃダメならせめて俺の要望に応えてほしいなー。あのね、ベッドに突っ伏してやらしい愛嘉ちゃんのお尻の穴ちゃんと見せて?」
予想したのより可愛いげがあるお願いに頷く代わりに口許に笑みを浮かべた。
見られた方が興奮するしちょうど良い。
縄を出す時に持ってきた段ボールをベッドの側に引き寄せる。
ここならすぐに取れるね。
「じゃあ充、ちゃあんと見ててね?」
「うんっ。可愛い愛嘉ちゃんをガン見する」
目をぎらつかせて言われても説得力が…それはいつもか。
充の要望通り、ベッドに突っ伏して膝を立ててちゃんと充にアナルを見せる。
それだけで体の奥から疼く。
するとアナルに生暖かいものが触れてきた。
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