2 | ナノ
 



このお嬢さんは一体何してるんだ?
いや、何してるかは分かる。
綺麗な手で俺の股間を…ちょっと待て!


「んっ!」

不意に力を込めて握られたからビクッて跳ねた。
声は何とか抑えたけどこの子はなんて事をっ…!
スラックス越しとは言え、ちんこを揉まれたら反応してしまう。
恋人居ないし最近忙しくてご無沙汰だったしでもう勃ち始めてる。
でもここは電車の中だ!
彼女の手首を掴んで離させようとしたけど一向に力が緩まらない。
それどころか形を確かめるように撫でて軽く扱いてくる。
このままじゃ声が漏れそうになって両手を離して自分の口許を押さえた。

「お兄さん可愛い…気持ち良いの?」

「っ!」

快感に耐えていたら愛らしい声で囁かれた。
声まで可愛いなんて…そんな子に痴漢行為をされてる俺って情けない。
でも的確に感じるポイントを押さえて扱いてくるから感じないとか無理だ。
この子、慣れてる。
そんな可愛くて可憐なのに痴女だなんてっ…ちょっと、好みです。
慎ましやかなのに実は大胆だなんて本当に好みです。
でもこの状況はちょっとマズイ。

「もっと気持ち良くしてあげるね」

「ふっ、んんッ!」

アナウンスが響く中彼女の声がちゃんと耳に届きカチャカチャと音を立ててベルトを外された。
気持ち良さに気を取られてる場合じゃない。
ここまでされたら洒落にならないと思ったけど間に合わなかった。
彼女の少し冷たい手が直接ちんこを掴んで扱き始めた。

「ふふ、くちゅくちゅ言ってるよ?お兄さん溜まってたんだ」

「ふっ、ぁっん…や、やめてっ…」

「どうしよっかなぁ…」

「んんんーッ!」

指の隙間から声を漏らして懇願すると彼女は悩むフリをしてちんこの先っぽを引っ掻いてきた。
流石に耐えきれなくて口許を抑えながらも声を上げた。
幸い、丁度電車が停まり反対のドアが開く音に掻き消されたから助かったけど俺はザーメンを吐き出してドアに凭れ掛かる。
俺、電車の中でっ…しかも早すぎるだろっ…!
もう自尊心が粉々になりそうだ。
これで終わると思ったけど濡れた小さな手はちんこよりも奥のアナルにまで伸びてきた。











人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -