「これで良し」
今まで雨宮の背後にいて髪しか見えなかった蓮様の声が聞こえた。
チンポ穴ほじられて善がってる雨宮の体勢が何だか不自然。
逞しい胸板突き出してんのに腕を後ろに回してる。
夏希に抱き着いて後ろを見たら蓮様が手首をしっかり縛ってた。
何してんのかと思ったら縛ってたんだ。
蓮様、縛るの上手いよねっ。
「優にも今度実践で教えてあげる」
蕩けそうなプリティフェイスで微笑まれたらつられて俺もへらって笑っちゃう。
俺の笑顔は気が抜けるって褒められた事もあるんだよ。へへん。
「じゃあ優はその粗チンを嬲ってて」
蓮様、今粗チンって言った?
ま、まさか蓮様の口から粗チンって言葉を聞く日が来るなんて!
これは後で妄想しなきゃグフフッ。
でも、雨宮のは立派だよ。
雨宮サイズが粗チンなら俺サイズはもうチンポ無いって言われてるようなもんじゃん。
俺チンポあるもん!!
「うん、分かった」
チラッと見上げたら涙流して涎垂らしてる駄犬の姿が。
ホント、普段とのギャップが凄いなぁ。
さっきの勢いとかもうないもん。
「夏希、気持ちぃの?蓮様にも攻められておちんちんドクドクしてるよ」
「本当に節操の無い馬鹿犬だね。乳首まで勃たせて…気持ち悪い」
「ん゙ん゙ん゙んんーッ!」
蓮様の言葉に従ってチンポバイブ弄ろうとしたけど蓮様の冷たい声にビクッてする。
口許に悪い感じに笑み浮かべちゃってるし生き生きしてるぅうっ!
蓮様の行動に思わず目が行ってしまう。
ベッドに転がしてたクリップで雨宮の乳首挟んで弾いたりして遊んでる。
蓮様、結構楽しんでる?
そしてその度、腰をビクビク跳ねさせてる雨宮。
ドライでイッてるね。
内股引き攣ってるし。
「よっ…と」
小さな掛け声と共に蓮様は雨宮の体を壁際に押しやった。
そんな端っこに追いやらなくてもベッド広いのに。
「優、僕はちゃんと粗チンを嬲っててって言ったよね?」
「え?」
雨宮から離れた蓮様が目の前にいる。
凄く可愛い笑顔なのに怖い。
そして俺に課せられた事を思い出した。
そういや言われてたよね…蓮様の楽しそうな責めに目が奪われてたよ。
「ちゃんと僕の命令を聞けなかったからお仕置き、だね?」
「!!」
喋りながら俺の後ろに回った蓮様が後ろから抱き締めてくる。
えっ、おっ俺もお仕置きフラグ?
蓮様さっき見てるって言ったじゃん!
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