お題:幸せそうな二人


(部屋の電気を消そうとした瞬間、急に意を決したように肩を抱かれ、はっきりと初めてのちゃんとした愛の告白をされて、あまりの嬉しさに変な声が出る土井冬)
※最終回後


土井先生が風邪をひいてしまい、看病をしに来た。
今日は忍術学園に泊まる予定で来た為、夜になった今まで看病をしていた。

「土井先生、蝋燭の火消しますよー?」

そう聞きながらも、蝋燭の火を消そうと、蝋燭に顔を近づける。
フゥ、と吹き消そうとした時、誰かに肩を抱かれた。
驚きながらも顔を上げると、すぐに近くに土井先生の顔があって更に驚く。

「深く、愛しています」

熱で顔が火照り、喉が痛いのか掠れた声で言う土井先生。
初めて言ってくれた言葉に、嬉しくて思わず「ほふんっ!?」と変な声を出してしまった。


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