夜にまどろむ二人の名前
先輩は相棒に背を向けて眠っていた。
どうやら疲れてしまったらしい。
朝は日の出前が一番寒い。相棒は先輩を抱き寄せた。
と、いうのも、
今日は相棒の家に泊まりで呑んでいた。
相棒の好きなアニメ映画を見ながら。
「ねえ、こっち見て。」
先輩は囁く。薄暗い空間でしばらく見つめあい、キスをした。
服の中に手を入れて、舌を這わせ、何度も名前を呼んで。
激しく腰を振って、声を抑えて「気持ちいい」と何度も言って。
モニターはとっくのとうに映像を流すことを終えていた。
床に散乱する衣服。汗ばんでぐしゃぐしゃの髪の毛。
ベッドの上で先輩はぐったりと横になっていた。
「先輩、シャワーは？」
「一回寝てからにする……」
二人はもう一度キスをして、シャワーを浴びてきた相棒は先輩にぴったりくっついて、頭を撫でてやっていた。
*-*-*
このサイトを知ってるリア友に「登場人物の性別どっちなの？」と聞かれましたが、皆様には裏ページができるまで内緒です。
[ 7/15 ]
[＊prev] [next＃]
[mokuji]
[しおりを挟む]
白昼夢がお送りします。