A requiem to give to you
- 外郭大地編 -


【時期】グレイ加入以降


グレイ:よし、出来た

タリス:あら、可愛い苺のタルトねぇ

グレイ:ん? お前が一番に来るなんて珍しいな

タリス:そう言えば……そうかもねぇ

ガイ:……お! 何か甘い物がすると思ったら、随分美味しそうな物があるなぁ。作ったのかい?

タリス:えぇ、グレイが

ガイ:グレイが? てっきりタリスが作ったんだとばかり……

タリス:私はここまで上手に出来ないわよ

グレイ:上手にって言う前にまずお前の場合は普段から"作る側"じゃねーからな

タリス:そうとも言うわねぇ♪

ガイ:そうなのか? まぁ、それは良いとして……グレイって料理が好きなのかい?

グレイ:別に

ガイ:(あれ、何かデジャヴ…?)そ、そうか……あれ、じゃあ何でわざわざそんな手の込んだ物を作ってるんだ?

タリス:常日頃、周りにいる人達のせいじゃないかしら(笑)

ガイ:ああ……ヒースやレジウィーダ?

グレイ:あいつらだけならまだ良い方だ。ダアトにいた頃はもっと面倒なのがいたからな……こう言うのでもやってれば大人しいンだよ

ガイ:ははは……すっげー理由;;

タリス:それで技術がより磨かれてるんだから何とも言えないわよねぇ(それ以前に何だかんだで自分でも楽しんでる事に気が付いてないのも問題かしら?)


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