A requiem to give to you
- 外郭大地編 -


【時期】第28音後


ティア:あのクリフと言う少年は一体……

イオン:僕も直接彼に会うのは初めてでしたが、彼は一年前に突然ダアトに現れ、レジウィーダの穴埋めをすると言って今の地位に就いています

ガイ:……と、言う事はレジウィーダとは前々から知り合いだったって事になるのか?

レジウィーダ:そう言う事になるかな……と言っても、あたしも辞める直前に知り合ったんだけどね。まさか後を継いでくれるとは思わなかったよ

ティア:けれど、そうなると彼も敵なのかしら

ガイ:変だったけど、悪い奴には見えなかったんだよなぁ

イオン:そうですね

レジウィーダ:敵じゃないとは思うけどね

ティア:でも特務師団はあの六神将《鮮血》のアッシュのいる師団よ。それに副師団長と言う割には……その、かなり彼らと親しそうと言うか……

レジウィーダ:うーん、それについては微妙なところだよねー。でも一つだけ言えるとすれば、クリフはアッシュの部下だけど大詠師やヴァン謡将を慕っているって事はないから

ガイ:そうなのか?

レジウィーダ:そうだよ








レジウィーダ:(じゃなきゃ、いくらサドっ気が強くてもあんな台詞は出て来ないって。それに、ティアに対してもああ言う言い方もしないし………多分)


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