A requiem to give to you
- レプリカ編 -

【第81音後】


ジェイド:おや、まだいたんですね

シンク:なに? 文句でもあるの?

レジウィーダ:そう食ってかかるなよシンクー。そしてジェイド君おかえりー

ジェイド:はい、只今戻りました。それで、何かあったんですか?

アリエッタ:グレイが……来ないの

クリフ:どうやらあの後そのまま寝てしまったようで、起きてくる様子がないんですよね

レジウィーダ:客室に案内するの忘れててさ、結局あたしが借りてる部屋で寝てるっぽい

ジェイド:それはそれは……。では今日は別の部屋を使って下さい

レジウィーダ:ごめんね。助かるよ

シンク:て言うかさ、ボクはアイツが監視役も兼ねてるから起きて来ないと帰れないから必然的にボク達も泊まりなんだけど

ジェイド:まぁ、部屋は余ってるので泊まる分には構いませんよ

レジウィーダ:やった! じゃあアリィはあたしと一緒に寝よー♪

アリエッタ:お泊まり会みたい………うん、良いよ

シンク:流石にアンタは一緒に行くとは言わないんだね

クリフ:私は紳士ですから。そんな道徳に外れるようなことはしませんよ

シンク:どの口が言うんだよ

クリフ:あ、でも

全員:?

クリフ:グレイって確か一度深く寝たらなかなか起きませんよね? だからどこまで起きないか試してはみたいですね♪(危ない道具の数々ドンッ)

シンク:うわ……(ドン引き)

ジェイド:おやおや

レジウィーダ:うん、取り敢えず君はその危ない物を仕舞って大人しくしてようね?

アリエッタ:???

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