A requiem to give to you
- 外郭大地編 -


【時期】第25音後


ルーク:う〜〜〜〜

ジェイド:本当に好き嫌いの多い人ですね〜

ルーク:だって、嫌いな物は嫌いなんだよ!

ジェイド:全く、こんなでは好きで料理されたわけではない魚が可哀相です

ガイ:あんたが言うと全く以て胡散臭いよな

ジェイド:おや、ガイ。何か言いましたか?

ガイ:いいえ、別に

ジェイド:本当に、キムラスカの教育方針を疑いたくなりますよ

ガイ:(グサッ)

タリス:あら、別に馬鹿にする程の事でもないわよ

ジェイド:?

タリス:大体、嫌いな物を無理に食べさせようとするのは自分にも相手にも精神的な負担を強いられるわ。それだったら、最初から強要しないで自然に食べられるのを待てば良いだけの話よ。嫌いな物なんていつの間にか食べれるようになるものなんだから

ルーク:タリス……

ジェイド:まぁ、それも一理ないとも言えませんが……

タリス:でしょう?

ジェイド:ふむ………

ティア:(あの大佐を説き伏せるだなんて……)

ガイ:なぁ、タリス

タリス:何かしら?

ガイ:それは自分も"いつの間にか"魚が食べられるようになってから言おうな?

タリス:あらあら……

ガイ:ほら、ルークも。二人とも、今日こそちゃんと食べ切ってもらうからな

ルーク:うげ………

タリス:……いつか地獄の底に埋めてやるわ

ティア&ジェイド:……………


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